本を最後まで読めない人はこうしよう

黒い車が欲しいと思ったとしましょ
う。

そうすると、会社の前を歩いていて
も、家の近所のコンビニに散歩に行
くときでも、何だか「黒い車ばかり
が見えるな。これだけ多かったのか
な」という現象になるものです。

実は、黒い車の数は増えていないの
ですが、意識しているから多く見え
てしまうのです。

私の話に戻りますと、先日変わった
デザインの自動販売機を明治神宮前
駅で見つけました。

それ以来、何だかオシャレな自動販
売機が増えた気がします。

それどころか、自動販売機にやたら
に目がいきます。

これは意識しているからでしょう。

前置きが長くなってしまい、失礼
いたしました。

実はこの「カラーバス効果」は読書
に活かすといいのです。

例えば、あるテーマについて本を書
いているとき、分厚い参考文献を読
まなくてはならないとします。

その時、「この部分を知りたい」と
いうことがあれば、キーワードが次
第に定まってきます。

すると、速くキーワードのある部分
にたどり着けます。

ビジネス書などを読むときは最初に
目的を明確にして、関連キーワード
をいくつか設定しておきましょう。

もちろん、小説や新書など最初から
最後まで楽しみたいという場合は、
最初から読むのでも全然かまいませ
ん。

私もそういう時はあります。

ビジネス書を途中で挫折してしまう
人は、最初に目的を定めておきまし
ょう。

そして1つでも目的が果たしたら終
わりでもいいのです。

本を最後まで読み続けられないとお
悩みの方は、1ヵ所でも目的を果た
せればいい（問題解決のヒントがあ
ればいい）とハードルを下げるよう
にするといいでしょう。

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