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GR人材育成ゼミ第17回(9月7日)「条例と計画の関係について」

こんにちは。GRゼミの"たけぞう"です。宜しくお願いします。

残り最終発表を残し、全ての講義過程が終了しちゃいました、、、あっという間です。。普段、気にかけていなかったこと、無縁なことばかりで毎回貴重で新鮮な経験をありがとうございます。

さて、今回はプレゼンテーションと"ゆーてぃー"さんの「条例」に関する講義でした。

まず、プレゼンテーションで気になったワードについて探ってみました。それが、「おっさんレンタル」について。
最近では、ドラマやアニメでも「レンタル彼⼥」「レンタルなんもしない⼈」というように、⾃分の時間を数字化して、提供しているサービスが増えているそうです。おっさんが⾃分の時間を売り、買った⼈がその⼈の時間を使えるというようなイメージです。

そこで、私が昔読んだ本に似たようなものがあったのでご紹介させて頂きます。「三⽇間の幸福」という本です。

内容としては、⾃分の「時間」「健康」「寿命」を売ることができるという内容です。主⼈公の男性は、⾃分の⼈⽣に嫌気がさし売れる限界まで寿命を売ることを決意して、寿命を30年分売り、3ヶ⽉だけ残りました。
3ヶ⽉だけ残ると⾃暴⾃棄になり監視がつくのですが、その監視についたのが⼥性で、その⼥性は親の借⾦の返済のために「時間」を売っていました。そんな2⼈が残りの3ヶ⽉で恋に落ち、様々な出来事を経験していくという話です。

皆さんは⾃分の⼀年はいくらだと思いますか?
値段の価値観は⼈それそれぞれだと思います。サラリーマンの⽣涯年収の平均は男性で3.21億円、⼥性で2.62億円です。そこで⽐較して値段をつけますか。それよりも「家庭が幸せで〜」とか「スポーツ万能」「学歴が良い」など充実した⽣活を基準に値段をつけますか。⼜は。将来に期待して社会貢献度や知名度が上がっていると思うからとかで値段をつけますか。

ちなみに、その本の主⼈公は⼀年⼀万円でした。
この数字は安いと感じるのか、普通なのか、⾼いと感じるのかは⼈それぞれだと思います。私は安いと感じました。⾃分の⼈⽣が1ヶ⽉の収⼊くらいだと考えると、どう考えても安いようにしか思いませんでした。

皆さんはいかがでしょうか。

この本を読んでから私は、⾃分に今できること、やっていることをまずは充実させるために、全⼒で取り組まないといけないと感じました。
そうすることで⾃分の価値が上がり、集まる⼈間も価値の⾼い⼈が集まると思います。なので、これからも⾃分のためには努⼒を惜しまず⽣きていこうと思います。

続きまして、今回の講義のテーマ「条例と計画の関係について」。
条例を簡単にまとめると「限度が決められた範囲内でのルール」です。
例えば、「国の法律を超えられない」「上位法で禁じられていることはできない」などということです。

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しかし、国の法律の横出しや上乗せは可能です。そのため、全国には様々な条例があります。

例として「⿅児島県志布志市」をご紹介します。

⿅児島県志布志市の条例「⼦ほめ条例」

第2 条 学校⻑は、地域住⺠と協⼒して学校教育及び⽇常⽣活の中で次の各号のいずれかに該当する児童⽣徒を被表彰候補として志布志市教育委員会に推薦するものとする。
1 ボランティア賞 学校⼜は社会に奉仕している者
2 親切賞 ⼈に親切な⾏いをしている者
3 親孝⾏賞 親孝⾏をしている者
4 …etc.

このように、⾯⽩い条例も全国に多くあります。
そんな条例はどんな⼈に提案権があるのでしょうか。

1. ⾸⻑
2. 定数の1/12以上の賛成を集めた議員
3. 署名を集めた住⺠(請求権)
→選挙権を持つ⼈の1/50以上の署名を集める必要があります。て決定は、議会で過半数の賛成が必要になります。

そして条例の種類は、⼆つあります。

1. 政策条例
 →まちを作る上で、具体的に定めないといけないもの
 例)建物の⾼さ条例・学童保育の条例…etc.
2.理念条例
 →⽅向性を⽰す条例。具体的には個別の「計画」に書かれることが多い
 例)環境基本条例…etc.

では、なぜ「条例化」するのでしょうか。

① 計画はほとんど議会に上がってこない(=議決事件ではないことが多い)
                 ↓
⼀⽅、条例案は、議案として必ず議会に上がってくる(=議決事件である)
                 ↓
議員は理念条例で参加しようとする。
② 条例化されていれば知事や市町村⻑が選挙で代わっても住⺠(議会)が決めた理念や優先順位などを維持することができる(…だろう)

条例制定・改廃のきっかけはどのようなものでしょうか。

1.国の法律で規定されたもの
 「義務」「努⼒義務」「できる規定」
2.市⻑の⽅針
 「市⻑の想い」「議会質問」「市⺠の声」「署名」
3.議会の⽅針
4.市⺠からの直接請求

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次に計画についてみていきます。

計画とは、簡単にまとめると「具体的な⽅針・⽅法を⽰したもの」また、計画は⼆つに分けることができます。

1.総合計画
 →市の最上位の計画(三層構造が多いが、最近では⼆層構造もある)
 基本構想
 →30年などの単位の計画
2.基本計画
 →10〜15年などの単位での計画
3.実施計画3〜4年単位での計画が⼀般的(毎年の予算編成と密接に関わる)

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来週は、ゼミ⽣による最終発表になります!

次回は、9/14です。


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