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Instagramが重視する要素を理解し、高い投稿頻度を維持する

1−1 Instagramが重要視する要素 Instagramにとって良い投稿

情報が大量に生み出されて消費されていく現代社会では、プラットフォーム間でユーザーの時間の奪い合いが発生しています。1人のユーザーがInstagram・twitter・Youtube・TikTokなど複数のアプリに時間を割り振っている中、アカウントを伸ばす上で最も大事なことは「Instagramが何を重要視しているかを理解すること」だと私の担当社員さんから教わりました。
結論からお伝えすると、Instagramが重要視しているのは「自身と他のユーザーとの間に発生する繋がり」です。より細かく説明すると、自身の投稿に付いたいいね数、コメント数、シェア数、保存数、自身の投稿を見ていた時間等です。
ユーザーがより長くInstagramに滞在するような投稿はInstagramにとって価値が高く、拡散されやすくなります。

1−2 フォロワーは大切に、丁寧に

Instagramを含め、SNSの良いところは自身をフォローしていない人にも、自身の投稿を見てもらえることです。具体的には🏠ホームタブのおすすめ投稿、🔎発見タブ、ハッシュタグ検索に自身の投稿が載ることで投稿が拡散されます。ではどのような投稿が拡散されるかというと、前述のInstagramにとって価値が高い投稿(ユーザーからの評価が高くユーザーをInstagramに留めてくれる投稿)が拡散されます。

ホームタブではフォローしていない人の投稿がおすすめとして表示される。(設定でOFFにできる)
発見タブではフォローしていないけど、自信が好きそうな投稿が表示される。

Instagramはアルゴリズム(プログラムのようなもの。詳しくは別の項目で記事にします)によって投稿の良し悪しを判断しています。アルゴリズムが良い投稿かどうかを判断する材料が投稿によって生まれる他のユーザーとの関わり(いいね、コメント、シェア、保存数、見られた時間)です。投稿から一定時間経過後の他ユーザーからのアクション数によって拡散されるかどうかが決まります
ユーザーのアクションは評価のウェイトが異なり、いいね<保存<コメント<シェアのウェイトです。大事なことはいいねよりもコメントの方がウェイトが大きいということで、100いいね・0コメントの投稿よりも70いいね・30コメントの投稿の方が拡散されやすくなります。誰が自身の投稿を保存したかは外部ツールを利用しなければわかりませんがコメントは誰のものかわかります。自身の投稿にコメントをしてくれるユーザーは投稿の拡散という点から見ると、とても貴重でありがたい存在です。コメントをくれるフォロワーさんにはしっかりとコメントを返して信頼関係を築いて下さい。あなたを応援してくれる固定ファンが多ければ多いほどアカウントの成長が加速します。
写真の技術的にはプロ級ではないも関わらず多くのいいね・コメントがついているアカウントがありますが、これはフォロワーさんを大切にし続けた結果の表れです。必ずフォローバックする必要はありませんが、コメントへの返信はできる限り行い、難しい場合でもコメントへのいいねは忘れずに実行しましょう

いいねが一番気軽で、シェアが一番心理的にハードルが高い。故に価値が高いアクションと判断される。エンゲージには出ないが、投稿を見られた時間もアルゴリズムの判断材料になる。

1−3 高い投稿頻度を維持する

アカウントの成長にはフォロワー外への拡散が重要、フォロワー外への拡散には他ユーザーとの関わりが重要という流れが理解できたところで、次に意識すべきことは高い投稿頻度を保つということです。
一つの投稿によって発生するいいね、コメント、シェア、保存数、見られる時間には限りがあり、同じ投稿を繰り返しいつも見てくれるユーザーはあまり多くありません。ユーザーからのアクションには鮮度があり、1週間前の投稿で大量のアクションを獲得してもそれが今現在も評価されて拡散につながることはあまりありません。鮮度の良いアクションを得るために高い投稿頻度が必要になるのです。
毎日同じ時間帯に1投稿できればGOODです👍。毎日が難しい場合は最低でも週5回は投稿しなければアカウントを成長させることは難しいと言われています。
投稿時間は何時でも構いませんが、時間帯はできるだけ同じ時間帯を選んで投稿していきましょう。毎日同じ時間帯に投稿することにより、あなたの投稿を楽しみに待っているユーザーが投稿を見逃すリスクを減らすことができます。
通勤時の朝の時間帯、昼休みの時間帯、帰宅時の時間帯、夕食後のまったりタイムなど自身の投稿を見てくれる人のことをイメージしながら投稿時間帯を決めると良いです。私はずっと19時〜20時の間で投稿を続けています。海外に向けて発信する際は時差も計算しましょう。
高い投稿頻度を維持することは大切ですが、投稿頻度が高すぎることはNGです。多くても1日に2回まで(朝・夕など)に留めましょう。フォロワーさんはあなたの投稿だけを見ている訳ではなく、他にも多くの人をフォローしています。あなたの投稿が1日に何度も表示されると他の人の投稿が埋もれてしまい煩わしさを感じてしまうかもしれないため、1日に何度も投稿することは控えましょう。(9枚の写真で1枚の写真を投稿するグリッド投稿もあまりお勧めできません)

1−4 毎日投稿を維持するのは大事。でもそれ以上に質が大事。

毎日投稿は鮮度の高いアクションを得るためにとても大切なことですが、最優先事項ではありません。最優先は投稿の質です
アカウント運営についてなんの知識もなかった2020年ごろ、毎日投稿さえ続ければアカウントが伸びると信じ同じ写真をレタッチを変えて複数回投稿していた時期がありました。結果は言うまでもなく全く拡散されませんでした。これは同じ写真を複数回投稿する行為をアルゴリズムが「スパム行為」と捉えることがあるためです。仮に投稿の間隔をあけたとしても、同じ写真を複数回投稿する場合は1度目の投稿の拡散力が一番強く、2度目、3度目と回数を重ねるごとに拡散力は落ちます。
色を変えてもトリミングをしても、アルゴリズムは元の写真と同じかどうかを判断できます。Instagramに嫌われるような行為はしないように心がけましょう。質を保てない時は投稿をお休みした方が良いです。

左が2023年、右が2021年に撮影したもの。投稿の質を高めるために日々勉強。

1−5 継続しましょう

私のアカウントで毎日投稿を始めたのは2020年の8月で、その際のフォロワー数は3,500人ほど。2020年8月〜2021年8月までの期間は毎日1〜3人ほどフォロワーが増えていましたが、2021年9月頃から急激に伸び始め2021年9月は6,500人、2021年12月は11,000人、2022年6月は19,000人、2022年12月は38,000人、2023年6月は67,000人と加速度的にフォロワー数が増えています。今は1日20〜30人のペースで増えています。
正しい知識を持って継続していると、いつかブレイクスルーが訪れます。それがいつかは分かりませんが、その時のために頑張っていきましょう!

正しく行動を起こせばブレイクスルーはいつか来る!

まとめ

Instagramにとって良い投稿=多くのユーザーが見たい投稿
アカウントの成長にはフォロワー外への拡散が必要。フォロワー外への拡散にはフォロワーからのアクションが必要
他のユーザーから鮮度の高いアクションを貰うため、高い投稿頻度を維持しよう



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