よしだみわこ yoshida miwako
40代最後の一年、心豊かな50代を過ごすための準備の一年。 心を込めて大切に過ごしたい。
ふと口にした時、昔食べたあの味に似ているー!と、思い出がむくむくと蘇ること、ありませんか? 蘇った記憶の備忘録。
少し前の話。 2022年2月17日。 亡くなった友人を思い出しながら、 家から歩いてすぐの市境を超えて、 片瀬山の住宅地を歩いた。 ヘッドフォンから流れるBGMは尾崎豊の17歳の地図。 彼が尾崎を好きだったかどうか、もう30年も前で定かではない。 しかし、高校時代、折に触れみんなで聞いていた記憶。 高校生になり、仲間が増え、 友だちと過ごすことが何より大切だった高校生活。 恋愛感情抜きに、 私の高校生活を キラキラと輝かせてくれた友だち。 訃報を聞いた翌朝、 駅でバッグ
みんなに会いたいから、リハビリ頑張ろう」 そんな気持ちには、とてもなれなかった。 今まで普通に出来ていたことが 今まで通りに出来なくなるということは 全く想像していなかったのだ。 「心身機能の回復」を目的としたリハビリは、 私にとってストレス以外の何者でもなかった。 病気は治るものだと思っている私。 後遺症が残ることを受け入れていない私。 「心」と向き合う時間なんて与えてもらえず、 すぐに「身」のリハビリは始まるのだ。 そして、 「身」の運動と言葉のリハビリが始まる
(残暑も枝豆が美味しいね!) 忘れないように、脳出血で倒れた頃のことを少し書き留めておきたい。 8年前、自宅で倒れた私、意識ははっきりしていた。 風呂から出て、ソファに座りバスタオルで髪を乾かしていると、 右側から身体がずり落ちてしまう。 「脳か?」 スマホに手をのばし、夫に電話をかけ、 テレビでSMAP×SMAPを観ながら、夫の帰りを待っていた。 「あー、右が動かないなー。」 「左脳で何かあったな。」 「生きてられるかな。」 「最
先月の末、私は49歳の誕生日を迎えた。 写真は生まれたばかりの私と父。 これから起こる様々な出来事は 知る由もなく、 平和な顔をして生まれてきた。 人はみんな、ターニングポイントがいくつもあって、その度に立ち止まり考え、また動き出す。 私の40代の10年。大波小波。 40歳の始まり、夫の念願だった海外赴任の希望が通り、場所と時期の辞令を待つばかりだった。 このためにマンションを売り、仮住まいを得て、自分の料理の仕事、介護の仕事のクロージングもほぼ終わった。 このタイミン