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10月から変わる暮らしと行動経済学

2020年10月1日から変わるもの

朝晩の気温差が激しくなってきていますが、
間もなく10月を迎えます。
今年の10月1日から税制改正によって、
暮らしに関わる税額や料金が変更
となります。
「値上げ」が敢行されるのは、
割安な第三のビールやワインに加え、
たばこが上がります。
どれほど上がるのでしょうね?
見て行きましょう。
第三のビールの税額は、
350ミリリットル当たり9.8円、
ワイン等の果実酒は同3.5円、
それぞれ引き上げされます。

第三のビール増税

第三のビールは、
2019年10月の消費税増税後の節約志向で、
大きく販売と需要を伸ばしました

それに加え…
今回の新型コロナウイルス感染拡大に伴った、
巣ごもり消費を追い風に、
更に販売を伸ばしてきたのです。
政府は需要がある所に増税をして来ますね…
ただし!
通常のビール税額は350ミリリットル当たり7円、
日本酒においては同3.5円それぞれ下がることで、
若干買い求めやすくはなると言われています。

たばこも増税

財務省から値上げの認可を受け、
日本たばこ産業(Jt)などの大手3社は、
1箱数十円の値上げを敢行
します。
タバコの価格といえば、
最近は毎年のように値上がりしています。
主力ブランドのメビウスが、
1箱490 円から540円
になる等、
一部を除き一気に50円の値上げとなるそうです。
私はたばこをやめてから20年近くですが、
主力ブランドである、
メビウスの過去5年価格推移を見てみると…
2016年が430円から440円と10円UP!
2018年には480円と40円UP!
2019年には490円で10円とじわじわとUP!
実は…
今回の増税を考えますと、
このわずか4年で実に110円もの上昇です。
凄い税率ですよね…

消費増税10%より一年

昨年2019年10月1日より、
消費税が10%
に引き上げられました。
消費税率は、
2014年4月に8%に引き上げられた後、
本当であれば2015年10月には、
税率10%に引き上げられる予定でした。
しかし…
増税が経済や生活などに与える影響を懸念し、
政府は2度に渡って、
増税を先送り
にして来たのです。
そして昨年10月1日に税率10%を敢行しました。
昨日のキャッシュレスもそうですが、
今の消費増税措置は少し苦しい気がします。
コロナ禍の出口も見えない中で、
政府も厳しいかもしれませんが、
2021年から一旦2年間だけ、
消費税0円に出来ないモノでしょうかね…
外貨の獲得が出来ないのであれば、
内需の拡大しかないのです。

給付制限期間の短縮

現状の雇用保険では、
自己都合で会社を辞めた人が、
失業手当を貰えるまでの期間が3カ月でした。
10月からは2か月に短縮する
と言う意味です。
そもそも論として、
会社を辞めるのには、
「会社都合の退職」と、
「自己都合の退職」があります。
会社都合の退職では、
7日の待期期間を経て失業手当が貰える制度があります。
しかし自己都合の退職では、
安易な離職を防ぐために、
3か月間手当がもらえない、
「給付制限期間」と言うのが存在するのです。
10月1日からこの給付制限が2か月間に短縮されますが、
その背景にあるのが…
自分の能力を生かす為に、
チャレンジ転職する人が増えていると言う実態があり、
こうした方達が安心して、
再就職活動出来るようにと言う制度改正なのです。

10月から変わる暮らしと行動経済学まとめ

また増税
そんなイメージが起きる10月ですね…
NHK受信料においては多少引き下げられますが…
みんなあまり嬉しいとは、
思っていないかもしれません。
行動経済学では、
「人間の行動は予想どおりに不合理」
であると言われていますし、
「人間は感情で行動が左右する」

と言われています。
10月は大きく心情が動くタイミングです。
忙しない中でドタバタしやすい年末へ向かう時期です。
2020年の出来事を冷静に振り返りつつ…
超情報化社会の中で、
自粛自粛で自宅にいる時間が増えてきます。
だからこそ!
今一番重要な事は「心の学び」であり、
感動や感謝の心を敏感に取り戻すための、
「癒し」が必要であると考えています。

消費者感情をしっかりと捕まえて、
新しい仕事術にも繋げたいと感じます。

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