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Go To キャンペーン事業と行動経済①

Go To キャンペーンとは?

日本政府が2020年4月7日に閣議決定させた
「①事業規模108兆円におよぶ、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」
を実行するために、
「②16兆8,057億円にのぼる2020年度補正予算案」を、
閣議決定しました。
補正予算案の中で、
「③1兆6794億円分が、
旅行&飲食&イベントなどの需要喚起事業」
としての【Go To キャンペーン】と言う訳です。
少しご理解頂けましたでしょうか?

第一弾の仕掛けと反応

Go To キャンペーン第一弾として動き出したのが、
【Go To トラベル キャンペーン】でした。
抜粋しますが…
国内における観光などの需要を喚起して、
外出自粛と休業要請で疲弊した、
景気&経済を再興させることを目的としていました。
2020年5月に観光庁が発表した、
主要旅行業者の旅行取り扱い状況がコチラです。
当然ながら…
海外旅行については、
2019年の128,000人に対して僅か37人の99.0%減
国内旅行においては、
2019年の2,582,000人に対して28,723人でした。

Go To トラベル キャンペーン開始!

「Go To トラベル」の運営委託先は、
旅行業者の協会や大手旅行代理店からなる、
ツーリズム産業共同提案体です。
内容はココでは控えますが、
7月22日から宿泊代の割引を開始しており、
旅先での飲食や買い物に使えるクーポン券は、
9月から発行されるそうです。
赤羽国土交通省が意向を発表していましたが、
「Go To トラベル」
に関しては2021年春まで継続するとの事です。
ただし…
執行予算が無くなった時点で終了となります。

Go To トラベルの1ヶ月

赤羽国土交通省が先日、
割引商品の販売を始めた、
「7月27日から8月20日まで」
の結果を発表されていました。
「Go To 利用者はお盆含め420万人」
との発表です。
東京発着分を適用対象から外す
知事会からの見直し提案
国民の7割が反対…
いばらの道となっていますが、
新型コロナウイルスの感染拡大が心配で、
登録されている宿泊業者は、
全体のわずか4割程度だと言われています。
そんな中でも宮城県の村井知事は、
「やって良かった。成功だったと思う」
と述べていますが、
岩手県の達増知事は、
「7月中に始めたのは早すぎた。失敗と言っていい」
と批判されていました。
何でも賛否両論はあると思います。

Go To キャンペーン事業と行動経済

今回Go To キャンペーン事業を持ち出したのは、
近日中に吉田式アンケートメソッドを使って、
行動経済アンケートを実施する為です。
第一弾が、
Go To トラベルで観光&旅行業!
第二弾が、
Go To イートで飲食事業!
第三弾が、
Go To イベントでエンターテイメント産業!
Go To イベントはまだ先が見えないみたいですが…
それでも私の予測では、
来年春には動き出すと感じています。
日本はそこまで馬鹿では無いですし、
何かが起きた時の結束は、
他国を必ず圧倒します!
だからこそ「目的」を持って、
準備を進めて欲しいと感じるのです。
世界が注目する日本!
世界が動き出す前に…
遅れを取ってはいけません!
東京五輪だけに頼ることなく、
次なる「観光立国」への仕掛けは、
今からでもやっておかなければ行けないのです。
Go Toシリーズは続きます。

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