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CPUとGPUの電力制限で熱対策

どうも、吉田平八郎です。
6月に新PCに入れ替えて、ゲームやAI描画にガリガリ使ってましたが、融けそうなぐらい発熱してるので、タイトルの対処を行ってました。
振り返って、自分への備忘録として書き起こしてます。


ざっくり要約

  • CPUとGPU(グラフィックボード)の消費電力と温度を抑えて安定稼働を目指す。

  • CPUは電源プランを見直す。

  • GPUはパフォーマンスチューニングを行う。

  • 3ヶ月ほど様子見したが問題なし。

  • 環境:デスクトップPC、Windows 11

  • 【重要】設定の変更は自己責任でお願いします。

きっかけはHWiNFO

パソコンの各種ステータス確認にはいろんなソフトありますが、HWiNFOに切り替えてPCのピーク稼働状態を眺めているときに、CPUやGPUが80℃を、さらに各ホットスポットが下手すると100℃を超えそうな場面を見かけました。

実際にPCのファン全機全開で、エアコンをつけてても室温が上がるのを実感するぐらい。

正直、この状態でPCが長続きするとは思えなさそうなので、パフォーマンスダウンありきでセーブできる方法を模索しました。

CPUは電力プランの見直し

Windows OSの設定から、電力プランの見直しを行います。

  1. Windows検索窓に「電源プラン」を入力して検索。
    「電源プランの編集」を選択。

「電源プラン」を入力して検索

2. プラン設定の編集画面が表示。「詳細な電源設定の変更」を選択。

「詳細な電源設定の変更」を選択

3. 電源オプションが表示。
「プロセッサの電源管理」の「最大のプロセッサの状態」を 99% に変更。

「最大のプロセッサの状態」を 99%に

GPUはパフォーマンスチューニング

GPU(グラフィックボード)は Nvidia GeForceシリーズです。

Googleで検索すると「Afterburner」というソフトで設定をよく見かけるのですが、公式ツールの「GeForce Experience」を使用します。

1. GeForce Experienceをインストールして起動。

2. Alt+Zキーでオーバーレイメニューを表示。「パフォーマンス」を選択。

3. パフォーマンスチューニングの項目で「電力最大」を 80% に変更。
この数字は各自でご判断ください。

対策により温度安定!

対策状況を、AI描画しながら簡単にモニタリングしてみました。

私は Stream Deck という外付け機器に温度表示させて、いつでも簡単に眺められるようにしています。

「℃」がフォント文字化けしていますが、ピーク時にCPU・GPUいずれも60℃台に収まりました。

GPUも対策前に比べ、100W程度抑えられています。

HWiNFOの方でも、ホットスポットは一回り高いものの、同じように発熱が抑えられているようです。

ピークでない時も安定していますし、この対策はやって正解だと思いました。

参考


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