固定IP環境での疑似DHCP

固定IP環境で疑似的にDHCPを使う必要があった際に作成したスクリプトです。
固定IP環境はDHCPを使わない理由があるはずなので、その理由が分かっている管理者の方以外はご使用にならないでください。
また、DHCPを使わない理由が解消可能である場合はDHCPの導入を行うのが得策です。本スクリプトはDHCP導入までのつなぎとしてお使いください。
また、自己責任にてご利用ください。

言語・フレームワーク等

batファイル（右クリックで管理者として実行が必要）

取り組み

@echo off
setlocal enabledelayedexpansion

:START
REM 生成するIPの範囲を指定（今回は2～254）
set /a "ip4=%random% %% 253 + 2"

REM IP設定の実行
REM サブネットの指定（今回は192.168.1）
netsh interface ipv4 set address name="イーサネット" static 192.168.1.!ip4! 255.255.255.0 192.168.1.1
netsh interface ip set dns "イーサネット" static 1.1.1.1 primary

REM LAN内でIPが衝突しているか確認し、衝突していた際は再生成
timeout /t 3 /nobreak >nul
ping yahoo.co.jp>nul && goto CONNECT
goto START
:CONNECT

REM 1日（86400秒）ごとにIPアドレス再生成
timeout /t 86400 /nobreak >nul

REM ループ
goto START

IPアドレスを自動生成（あるいは連番生成）するだけでは、クライアント同士でIPアドレスの衝突が起きてしまいネットワークにつながらなくなります。
そのため、Pingを用いてネットワーク接続を判定し、ネットワークにつながっていない（=IPアドレスが衝突している）場合は再度IPを生成しています。

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