30代からの友達づくり 3「美人の営業さん」
美人の営業さん
3号の紹介で美人の営業さんと話をする機会があった。美人とは対面だろうがリモートだろうが、お話するだけで楽しいという発見があった。ふわふわのロングは、触るといい匂いがして柔らかそうだ。
なぜ美人と話をするだけで充実した気分になるのだろうか。不思議である。別に、その後に特別なことが控えていなくても、単純に話をしているだけで楽しい。笑ってくれるだけで自尊心や自己顕示欲が満たされる。仕事の話でも、プライベートでも、とにかく話しているだけで満足できる。僕がシンプルに女好きなだけなのか、それとも、おじさんになると、こういう一面が出てくるのだろうか。
もう既婚者子持ちとして言ってはいけないラインを超えているような気がするが、「美人は特別なんだな~」という新たな発見があっただけでも収穫だった。これまで日陰を生きてきて、どうせ無理だと美人には話しかけることすらなかったから、ただ話すだけで膨大な経験値を得ることができる。レベルアップの音が鳴りやまない感じだ。
それと、美人と喋るのに慣れたのは儲けものだった。これから先、美人と仕事をする時にもビビらずに済みそうだ。
結局、何が言いたかったかと言うと、素敵な異性と話をすることって単純に楽しいよね、という、そういう話である。
男の飲み友達
ジモティーの友達募集に応募してくれた方で、仲良くなった男性がいる。生保の営業マンで、気の置けないやつだ。営業マンをやってるだけあって話がおもしろい。この2ヵ月の間にもう3回くらい会った。この歳になって、「僕ら、もう友達だよね?」って聞くのは変なので聞けないのだが、たぶん友達だと思う。生保の営業マンなのに、全然売り込んでこないところが笑える。僕がパンパンに保険に入っているから誘いもしないのだ。
女性の友達が欲しいけど
ジモティでやりとりしてLINEを教えてもらい3人くらいとやりとりしていたが、結局お茶をしてくれた人は1人もいなかった。いずれも途中で連絡が来なくなった。
塩対応で反応が薄い女性ばかりを相手にして、大変疲れたので、もうどうでもよくなっている。男でも女でも、縁が切れる時はそんなもんだろう。
逆に「せっかくイケメンで、こんなにお話が上手な男と喋る機会を失って損をしたね、君たち」と思っている。まったくバカな女達である。
(これくらい思わないと自己肯定感が下がる。これもしょうがないことだ。)
なんというか、結論としては、女性の友達はできなくてよかったかなと思う。とにかく配偶者に心配をかけてしまうのはよくない。もし僕が逆な立場だったら、ちょっと嫌だ。人が嫌だと思うことをしてはいけない。これも基本である。
今更何を言っているのだと言われてしまうかもしれないが、「なんか妻のことをノロケ含め愚痴れる女友達が欲しいな~」と思ったので作ってみようとしただけだ。妻よ、許して欲しい。
以上、近況報告終わり。
100円でお題にそったショートショートを書きます。