「片付け」という入り口

初めまして。仕事が忙しいことにかまけて、自分が本当にやりたいことは何ぞやということに蓋をして生きてきましたが、そろそろ人生折り返しに差し掛かり、もう逃げてる場合じゃないぞということで、noteで発進することから始めてみようと思い至りました。お暇な時にでも、お付き合い頂けたら幸いです。

きっかけは、コロナで家にいる時間が以前より大幅に増たこと、そのタイミングでこんまりさんの旦那さん川原卓巳さんの「Be Yourself」を読んだことです。こんまりさんの片付けには以前トライしたことがあったけど、その時はそれほど大きな変化を起こせず。でも何かしら引っかかるものがあったのと、自分の中でのタイミングが重なり、旦那さんが本を出されたということで、手が伸びました。

そこにまず書かれていたのは「片付けから始めよう!」

やはり片付け、、。

これはもうちゃんと向き合うしかないと観念し、片付け始めてほぼ1年。不要と思われるものはメルカリで販売、リサイクルセンターへ持ち込み、廃棄し、整理していく中で、自分の持ち物の全体像が把握できるようになった。元々物が多いタイプではないし、そんなに不要な物などないと思ってたけど、全然そんなことはなかった。いつか使うだろうと思い残していたお菓子作りの器具、薦められて買ったけどほとんど着ていない洋服、見た目はいいけど使いづらい食器類などなど、ありました、わんさと。

大詰めは全然使ってないけど、ずっとどう処分するか思案していたブルガリの時計。買った理由を思い返すと、30歳を過ぎて良いものを身に付けるということが大人の証と思っていたから。すごくブルガリに憧れてたとかずっと欲しかった訳ではなく、ブルガリ=高級で良いもの=そんなものを身につけている自分は素敵な大人。そんな思考回路だったように思う。でもほとんど身に付けることはなかった。自分の内側からではなく外側からの発想は、身につかないのかも。

結構な値段したし、どこが一番買取額がいいのか、メルカリの方が業者が入らない分高額になるけどすぐに売れるとも限らないし、、。長い間思案してたけど、そうやって悶々と考えることに時間を使うことがよっぽど時間を損してるのでは?今の自分にとって必要かどうかで判断することの方が大事だと、片付けを進める中で気づかせてもらいました。もったいない精神が染みついている生粋の日本人な私に、それを買うことでその時に得た満足感でその物の役目を果たしているということも本の中で教えてもらい、手放すことができました。

ありがとう「人生がときめく片付けの魔法」。ありがとう「Be Yourself」。

長くなりましたが、このようにできることをひとつずつ進めて、気づいたことや、起こった変化など綴っていこうと思ってます。



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