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トロント市内の”国立公園”、ルージュ・パークの三つのお話。。。

【自称・雨傘草の開花】

5月25日朝、ルージュ・パークのトレイルを歩きました。自分で「雨傘草」と名付けた植物が花を咲かせていました。ヘッダーの写真でも中央付近にチラッと見えていますが、地面に腹ばいになって撮りますと次のようになります。

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すっかり開いた雨傘の下に一輪、楚々たる白い”日陰の花”が咲いています。これ見よがしの派手でギラギラした花ではありません。こうやって下から覗くようにしないとよく見えないのです。左横の赤い物体は、私のリュックサックです。

ちなみに、1週間前の雨傘草はこうでした。

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この植物の名前をグー〇ル・レンズで調べたら、ちゃんとありました! 通称 May Apple と呼ばれているようです。「5月のリンゴ」ですかね。。。

【またしても”歩く木”?】 

前に書いたルージュ・パークの”謎の木”を覚えておられる方はいらっしゃるでしょうか。思い出していただくために画像を。。。

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なぜか折れた木がまるで数歩、歩いたかのような光景です。腐った樹木が何らかの理由で折れて、上部で隣の木に寄りかかっているのですが、どうして1.5メートルぐらい歩いたようになっているのか。。。

今朝、実は再び同じようなものを見てしまったのです!

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これは数歩どころではありません。7メートルぐらいはあるでしょう。この木も腐っていて、根元近くから何らかの原因があって折れたのです。2週間前にこの木は以下のような状態だったのです。

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やっぱりこれも上部で隣の木にもたれかかっているので、地面には倒れなかった。これが今朝見ると7メートルぐらい歩いた形で立っているのです!この森の奥までクレーン車とか重機などは入って来れません。人間の力で動かすのはどう考えても不可能でしょう。

一体どうやって、ルージュ・パークの森の中の木は歩くんでしょうか?

【赤ちゃん鹿】

パークの入り口にこんな張り紙が出ていました。

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「生まれたばっかりの鹿がこのエリアで見つかることがあります。そういう時はあまり接近して赤ちゃん鹿にストレスを与えないようにしてください。近くにお母さん鹿がいます。赤ちゃん鹿は『捨て鹿』ではありません。」といったことが書いてあります。

ご丁寧に写真の下には同じことがフランス語で書かれています! カナダは2言語主義の国で、しかもここはれっきとした”国立公園”なのです。どんなポスターでも看板でも英仏両語で書かれなくてはいけません。実際にはフランス語を理解する人は非常に少なくても。。。

実は私自身、4年前の6月初めにここのトレイルで赤ちゃん鹿に遭遇したことがあるのです。トレイルの右側の急斜面をヨチヨチ歩きで登って現れた時にはびっくりしました。しかも、声をかけたら私の方に近寄ってきたのです。お母さん鹿が近くにいる気配はありませんでした。木の根元に座り込んでじっとしていましたが、帰りに同じ所を通りかかった時には赤ちゃん鹿はもういませんでした。

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