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”本格派“アイゼン装着で凍結トレイルを歩く(動画あり)【ヨッシーのトロント近郊自然誌2月26日】

”本格派”と言っても、私の頭の中でそう思っているだけで、値段もごく手ごろのもんです。すなわち、これです。

この写真をワイフに撮ってもらうとき、危うく腹筋がつりそうになってしまいました(笑い)。

今日はこのアイゼンで大正解でした。いつもの私でしたら、つい装着が簡単な、靴底の中央部分に正方形の台があって、その四角(すみ)に爪がついているアイゼンを使うのですが、今日はヤバいと直感したのです。気温はマイナス5℃前後、曇り時々晴れ、小雪でしたが、一昨日の夜に降った雪が3~5センチぐらい積もったその下は、まさにこんな按配だったのです。

うっすらと積もった乾燥粉雪の下には、黒く見える凍った地面がほぼ全面的に続くのです。

無精者の私がいつものように簡易式のアイゼンを付けていたら、大変、危険なことになっていたのは明らかでした。

今日歩いたシートン・ハイキング・トレイルは、我が家から車で約25分東に行ったピカリング市東北部にあります。ダフィン・クリークという渓流に沿った長いトレイルで、私たちがよく使うトレイルヘッドは二つあります。一つが今日行ったホワイトヴェールという村にあるパーキング。

ホワイトヴェールのパーキングを出発して、ひたすらトレイルを歩き続け、我々にとっての折り返し点、「崖」と名付けた地点まで行きます。(画像の上でポチをお忘れなく。拡大画面で見られます)

「崖」の上から撮影。湾曲した崖の側面の侵食が進んでいます。

パーキングからここまで片道約90分、約7500歩、約5.25キロ。
途中のダフィン・クリーク沿いの景観は、今の時季はこんな感じです。

クリークの中央部分の水中はなぜか凍っているみたいで、その部分、水が盛り上がっています。
手前左に水の流れが凍ってしまって氷柱になっています。下部は倒木がクリークにせり出ているところに上流から流れてきた流氷がせき止められている状態です。
対岸のクリーク沿いの所に、数週間前の気温上昇で増水したときに押し上げられた氷が積み重なっています。

このトレイルには、たった一つ、華やかな紅色をこんな厳寒期にも見せてくれるものがあります。

それから今日はほぼ3時間、10.5キロのウオーキングをまさに終えようとした地点で思いがけないボーナスがありました。

トレイルのすぐ脇の木の低い所に小形のウッドペッカー(キツツキ)がいて一生懸命、木をつついていました。

人間を全然恐れていない感じで、私がこれほど接近しても作業をやめようとしません。それで以下のビデオまで撮ることができました。

あまり大きな音ではありませんが、木をコツコツとつついている音も聞こえてきます。キツツキにもいろいろな種類があって、一応、グ〇グルやグ〇グルレ〇ズで調べたのですが、どうもはっきりしません。小形でこちらではよく見かけるキツツキなんですが。どなたかお分かりでしたら、教えてください。
ウクライナの状況を思い浮かべ、きっとあの国にも厳寒期のトレイルウオーキングを楽しんでいた人たちが大勢いたに違いないと思いました。私たちが享受している平和の恵みに感謝し、ウクライナの戦火が速やかに収束に向かうことを願わずにはおれません。

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