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「よしあき随想」生きていてよかったと思うことについて。。。

東京が戦災で焼け野原だったころに生まれて、神様の恵みによって今日まで生きてこられたならば、「生きていてよかった」と思うことは、それなりに数多くあります。

最近、ことに嬉しく思うことの一つは、この「note」に巡り合えたことであり、もう一つは「ユーチ■ーブ」(以下、ユーチューと表記)です!

ユーチューはほんとにすごいですね。大げさかもしれませんが、ユーチューは社会を変えていく原動力になる可能性を秘めているかもしれない。マスメディアでは報道しきれないニュース、情報などを、ユーチューで拡散できる可能性は大きいのではないでしょうか。あまりにも多種多様な情報、ニュースなどが飛び交うと、どれが真実なのかを見極めるのも簡単ではなくなると思いますが。。。

大昔、私は映画少年であり、ゲーリー・クーパーの西部劇やアメリカの「戦争映画」に夢中になり、その後も映画好きの青年、大人になって、「エデンの東」や「七人の侍」や「寅さん」などを好きになって何回も見たりしてきました。

28歳でカナダに渡って以来、ほとんど映画館に行って映画を見るということがなくなってしまいました。若いころは、生きるのに必死という感じで、ゆっくりテレビで映画を見る余裕もありませんでした。昔の映画好きにとって空しい時が長く経過していったわけです。

そして、今や自宅の居室にある目の前のモニターで、ありとあらゆる映画を入場料金なしで、ひとりゆったりと楽しむことができるのです!

アルゴリズムとかいうらしいですが、ユーチューで勝手にこっちの”興味がありそうなモノ”がズラズラ出て来ますね。それで最近、99年前に制作されたチャーリー・チャップリンの無声映画「The Gold Rush」が出て来ました。これはチャップリンの代表作の一つとも言われている作品で、見て驚きました。画像もクリアだし、チャップリンやほかの俳優たちの演技もギャグも楽しめます。まさか、こんな歴史的なフィルムが見られるなんて!

そのちょっと前に、アルゴリズムで出てきたのが、何と1949年の黒澤明監督の映画「野良犬」。三船敏郎が若かった。志村喬はあのころからちょっと老けた感じ。終戦直後の日本の混乱、貧困、荒んだ世相が荒々しく描かれていました。

もう一つ、黒沢明監督作品で私が見逃していた「赤ひげ」も予期せずに出て来ました。3時間に及ぶ大作で、ヒューマニズム、人間愛を謳いあげた素晴らしい映画でした。

先週、何の気になしに古い西部劇映画(いわゆるマカロニ・ウエスタンと呼ばれたもの)を見た後、昔懐かしい俳優、マーロン・ブランドが監督、主演という珍しい1961年の西部劇映画が出てきたので見ました。確か「片目のジャック」という邦題で日本でも公開されたと思いますが、見たことはありませんでした。まあ、映画としてはイマイチ好きになれませんでしたが、カール・マルデンという、これまた懐かしい俳優が共演でしたし、カリフォルニア州モントレーの素晴らしい海岸美が後半の主役みたいで、心に残りました。

こんな調子で、これからも続々、ユーチューでいろいろな映画に出会えると思うと、ほんとうに生きていてよかったと思うのです。

好き勝手にやっていますので、金銭的、経済的サポートは辞退させていただきます。ただ、スキ、コメントは大歓迎させていただきますので、よろしかったらお願いいたします。望外の喜びです!