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【ヨッシーの植物記5】早すぎる夏の進行? もう完熟の野生ラズベリーとキノコの出現!

7月13日(火)、トロント東端のルージュ・パークへ行きました。気温25℃前後。でも、今日は珍しく蒸し暑い。もういろいろな野の花も盛りを過ぎてしまい、今日は「植物記」を書けるだけのネタは集まらないのではないかと内心思いながら歩きました。

でも注意深く観察しながら歩いていると、相手の方からこちらの目に飛び込んで来るものがいろいろ現れるもんですね。

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これは野生のラズベリーですが、日本ではキイチゴと呼ばれているようですね。驚いたことに、早くも完熟している(濃い赤色のもの)実があったのです。まだ7月半ば前だというのに! この実は、安心して食べられるものの一つです。赤黒くなっているもの、真っ赤なものはけっこう甘くておいしいです。

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次の三つの野の花(ワイルドフラワー)は、ここらへんで沢山咲いています。町中でもよく見られます。果たしてグー・レンに取り上げられているかも定かではありません。どちらかというと「雑草」と考えられ、人々の注目を集めることはほとんどないかと思われます。

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でも、こうして改めて見ると、なかなか綺麗なもんですね。グー・レンによると Bird's foot trefoil とちゃんと取り上げられていました。Bird's foot  は「鳥の足」。trefoil は「ジャジクソウ、シロツメクサ、ウマゴヤシ」。研究社のバカでっかい辞書にはちゃんと出てました。「マメ科ミヤコグサ属の植物の総称。今は(1980年11月)米国では家畜の飼料などとして広く栽培される」。道理で「ウマゴヤシ」などとも呼ばれているわけですね。ちなみに trefoil の花言葉は「復讐」だそうで、なんとも嬉しくない花言葉です。

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この花もトレイルだけでなく、町中でもよく見かけるものです。調べると chicory 。これは私の豆辞書にも出ていました。「チコリー、キクニガナ。花言葉は【質素】。(集合的に)その葉はサラダ用、その根はひいてコーヒーの代用品とする」などと、面白いことが書いてあります。この花言葉は実にぴったりの感じがしますし、「根をひいて作るコーヒーの代用品」とは、いったいどんな味がするんでしょう。

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これは、さすがのグー・レンにも出てませんでした。一応、検索してみたのですが、とんでもない見当違いの豪華な花々が登場しました。私は何となく日本の「ぺんぺん草」のイメージを持っていたので、ググって見ました。いろいろな画像が出てきましたが、確かに似たようなものもありました。残念ながら、これの確かな名称は今の所、わかりません。

今日は、キノコを二つ見つけました。グー・レンが正しく言い当てられるか見てみましょう。

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ただ、mushroom マッシュルームとしか出ていません。これにはちょっとがっかりしました。まだグー・レンもここまでは勉強していないのでしょうか。あるいは、キノコはまかり間違うと大変なことになる可能性があるので、危険を避けているのでしょうか。たぶん、次のキノコも同じことが起きると予測できます。

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と思いきや、意外とこれにはちゃんと Amanita brunnescens  と書いてありました。ウィキを見るといろいろと書いてありますが、いちばん最後の所に「たぶん毒性があるキノコと考えられている」とありました!これだけで十分です。野生のキノコは、まず食べないようにしたほうがいいと思います。

でも、昔、バンクーバーに住んでいたころ、車やフェリーを乗り継いで行った山中で、正真正銘の松茸や、シャンテレルという名のキノコを夢中になって採りまくった頃が懐かしく思い出されます。反面、よく熊やクーガーに出会うことなく、あんな山奥まで踏み込んでいったものと、思ったりもします。

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