マガジンのカバー画像

Maple & MapleSim 個人的活動記録

18
MapleとMapleSimを使ってみた個人的な記録を残していきます。 これからMapleやMapleSimを使う人の参考になれば幸いです。
運営しているクリエイター

記事一覧

Mapleで制御工学の基礎虎の巻3「周波数応答(ボード線図)」

前回は記事では、一定の入力に対する応答であるステップ応答と瞬間的な外乱入力に対する応答で…

齋藤芳明
2週間前
1

Mapleで制御工学の基礎虎の巻2「ステップ応答とインパルス応答」

本記事では『Mapleで制御工学の基礎虎の巻1「ラプラス変換」』の記事で導いた図1のバネマス…

齋藤芳明
3か月前
1

Mapleで制御工学の基礎虎の巻1「ラプラス変換」

大学時代の制御工学の授業を思い出しながら、(私の勝手な主観判断で)必要最低限の知識を「…

齋藤芳明
3か月前

パンフレットスペックからモデルを作ってみよう! 「作ったポンプ・モータシステムで…

前回作成したポンプ・モータシステム前回の記事では図1のポンプ・モータシステムをMapleSimで…

齋藤芳明
4か月前

パンフレットスペックからモデルを作ってみよう! 「作った油機モデルでポンプ・モー…

今回組むポンプ・モータシステム今回はこれまでに作ってきた不二越さん(株式会社不二越)の…

齋藤芳明
5か月前

パンフレットスペックからモデルを作ってみよう! 「方向制御バルブ」

今回モデル化にチャレンジする方向制御バルブ前回作成した不二越さんの油圧ポンプとモータに…

齋藤芳明
5か月前

パンフレットスペックからモデルを作ってみよう! 「油圧モータ」

今回モデル化にチャレンジする油圧モータ前回作成した不二越さんの油圧ポンプに引き続き、今回は不二越さん(株式会社不二越)の油圧モータ(PHV-1B)のモデリングにチャレンジしてみます。今回、入手できたのはWEBページに掲載されている情報のみだったので、前回のポンプモデルより情報は少なめです。 今回のモデル化に使う情報は、モータの最大容量458.3[cc/rev]とHi-Loの変速ができることだけです。1速(Lo側)は最大容量だとして、2速(Hi側)変速時の容量はWEB情報か

MapleSimでLookup Table 2Dの使い方

モデル化でよく使う補間計算のうち、今回は2次元補間について紹介します。一次元補間の使い方…

齋藤芳明
6か月前
1

パンフレットスペックからモデルを作ってみよう! 「油圧ポンプ」

今回、パンフレットスペックからモデル化してみようと思ったきっかけは、友人の安藤博士から「…

齋藤芳明
6か月前
1

MapleSimでマルチボディ入門#2

今回はMapleSimのマルチボディブロックを使って図1のようなボールのバウンドシミュレーション…

齋藤芳明
7か月前
1

MapleSimで超簡単な油圧モデルを作ってみた#6(2リンクを動かす油圧モデル)

#5の記事では図1に示す1つのリンクを1つのシリンダで上下させる機構を油圧で動作させるシス

齋藤芳明
7か月前

MapleSimで超簡単な油圧モデルを作ってみた#5(マルチボディモデルと連結)

#4の記事で作成した油圧モデルとマルチボディ入門で作成したリンクモデルとを連結してみましょ

齋藤芳明
8か月前
1

MapleSimでマルチボディ入門

MapleSimのマルチボディライブラリを使って簡単な機構モデルを作ってみます。この記事で作成す…

齋藤芳明
8か月前
1

MapleSimで超簡単な油圧モデルを作ってみた#4(方向切り替えバルブでシリンダを動かしてみる)

前回までにポンプの流量を分配したり、回路圧が高まった時にリリーフさせて回路の安全を保つ回路をモデル化してきました。今回はこれまでのモデルを応用して方向制御バルブを可変オリフィスを使って作成し、さらにシリンダブロックを設置してシリンダを動かしてみます。 作成する油圧回路今回作成する油圧回路は図1の回路です。 レバーによってバルブを切り替えることでシリンダを伸ばしたり、縮めたりします。図1の方向切替バルブの絵を見ると、「伸び」「中立」「縮み」の3つポジションが描かれています。カ