「平成ミドル・マネジメント覚書」#20 体験的事業開発論①
Ⅲ.体験的事業開発論
巨大組織での新規事業開発は、往々にしてうまくいかない。うまくいかない理由は山ほどあるが、書きだしても仕方ない。その中でどのように対応するか、経験に基づいて導き出した「知恵」を書きだしてみた。
1.事業開発組織のマネジメント
① 案件主義、属人主義
・「こんなことできたらいいな」では進まない。具体的案件、具体的にやりたい人がいる案件のみを進める。
② ルンバ方式
・とりあえず考えを整理したら行動。壁にぶつかったら方向転換。その繰り返し。
③ 目指せサファリパーク
・羊はいらない。ここから先は出てはいけないというところにきたら止めるから、好きなようにやれ。
④ コネクティング・ドッツ
・スティーブ・ジョブズも言ってたやろ。
⑤ アップ・ダウン・アプローチ
・全体と部分の往復運動で精度を高めていく。これをやらないとコネクティング・ドッツのよいヒントもでてこない。
⑥ アウトソーシングの3本柱
・悲しいが、動きの遅い巨大組織では、企画、予算、実施の3つをアウトソーシング。こちらの出番はプレス・リリースのみ。
・もっとも、他社の企画は「いけてない」ことが多く、こちらで考えて社内で止まっている企画を他社でやってもらうことに。
⑦ 疎外感マネジメント
・有力者、同じようなことを考えているひとたちとはきちんとコミュニケーション。後から「聞いていなかった」等足を引っ張られないように。
⑧ KISS(Keep It Skunk, Stupid)
・ばれないようにやれ。