画像生成AIで「赤ずきん」の絵本を作ってみた
誰もが知っている有名なグリム童話「赤ずきん」を題材に、画像生成AIによるビジュアル化の練習です。遊び回です。
注)ボケなし、ツッコミなし。
Image Creator+DALL・E 3です。
マンガ・アニメ調ではなくて、写実的に寄せてみました。
が、やはり一部はAIっぽい画風になってしまいます。
■今回の基本ルール
・画像のタッチはなるべく写実的に
・容姿、服装が一定でないのは許容する
・ストーリーは原作に忠実ではない
『赤ずきん』
「昔、あるところに、赤ずきんと呼ばれる少女がいました」
「ある日、赤ずきんは森の家に住むおばあさんのところに、届け物のおつかいを頼まれます」
「深い森の中、おつかいの道中で、赤ずきんは大きなオオカミに遭遇してしまいます」
「赤ずきんは、すかさず剣を抜き、オオカミの攻撃に備えます」
「赤ずきんに襲いかかるオオカミ」
「赤ずきんは身を翻しながら、オオカミと戦います」
「死闘の末、何とかオオカミを倒した赤ずきん」
「おばあさんが待つ家に向かったのでした」
その頃、おばあさんは・・
何も知らず、ベッドの中で穏やかに本を読みながら、赤ずきんが来るのを待っています。
その頃、森の猟師は・・
赤ずきんとおばあさんを助ける予定だった猟師のおじさん。
出番がなくなって超ヒマです。
「よく来たね。赤ずきんちゃん」
無事におばあさんの家に到着しました。
よかったね。
おわり
「赤ずきん」考察
原作は、だいたい次のようなあらすじです。
(※複数のバージョンがあります)
①お母さんに頼まれ、赤ずきんはおばあさんの家におつかいに。
②赤ずきんは森でオオカミに出会い、行き先を話してしまう。
③オオカミは赤ずきんをだまして、おばあさんの家へ先回りする。
④オオカミはおばあさんを食べて、その姿に変装してベッドに潜む。
⑤赤ずきんが家に到着し、変装したオオカミと対面する。
⑥赤ずきんはオオカミに「なぜそんなに口が大きいの?」と問いかける。
⑦赤ずきんもオオカミに食べられてしまう。
⑧通りかかった猟師が異変に気づき、オオカミの腹を裂いて2人を助ける。
⑨猟師はオオカミの腹に石を詰めて退治する。
【教訓】
・知らない人に自分のことをべらべらしゃべってはいけない。
・お使いの途中で道草してはいけない。
原作はツッコミどころ満載です
過去に幾度となく考察されてきた(ツッコまれてきた)歴史があると思われますが、素直に絵本を読んだだけの人は、あまり疑問に思わないのでしょうかね?
いくつか疑問を投げかけてみましょう。
1.なぜオオカミは先におばあさんちに?
オオカミは、赤ずきんを足止めした上で、先回りして、おばあさんを先に食べ、わざわざ変装して赤ずきんを騙す必要はあったのか?
どうせ2人とも食べるつもりなら、全く合理的ではない。
何がしたかったのか?
2.赤ずきんは、なんでオオカミの変装に気付かない?
「どうしてそんなに耳が大きいの?」
「どうしてそんなに口が大きいの?」
オオカミと赤ずきんの会話のくだり。
天然なのか、ちょっと赤ずきんのおつむがアレなのかもしれないけど…
耳や口のパーツ以前に、そもそも顔も体も違うやろが。気付けや。
3.猟師は生きたままオオカミの腹を切り裂いた
2人とも食べてしまい、いびきをかいて寝ているオオカミを見つけた猟師。
お腹が大きく膨らんでいることに気付いて、ハサミでチョキチョキ切り裂きます。めでたくおばあさんと赤ずきんは生還。
・・って、それが最適解だったのか?
オオカミが目覚めたら、一発で殺されるやろ。
オオカミもオオカミだ。寝過ぎ。起きろや。
ほんで、もし半分消化されたぐちゃどろの遺体が出てきたら、猟師は一生モノのトラウマだ。
3.そして最も素朴な疑問
オオカミは人間を襲って食べるなら噛むやろ。
丸のみって、、、クジラか。
ここが一番無理があると思いました。
以上、「それ言っちゃダメ」系のツッコミでした。流して。
【資料】
おばあさんに変装してベッドに横たわるオオカミ
オ:「おばあちゃんですよ」
赤:「なんか今日はちょっと感じが違うね」
食後のオオカミのサイズ(推定)
人間を2人も「丸のみ」すると、これくらいの状態になるはずだけど。
実写にするとエグいな。
赤ずきんが剣の鍛錬をしている画像ください
密かに剣の鍛錬は欠かしていません。
今回は、赤ずきんは剣術ができる設定。
いやぁ、画像生成AIってやろうと思えば何でも作れるな。
頭の中のビジュアルを言語化するっていう訓練にはいいね。
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