30代になって自分のスキル、キャリア、ビジネス経験の停滞感で将来に不安を感じたら見るnote

こんにちは。
業務自動化エンジニア養成講座の宮内です。

僕が今33歳(2024年3月時点)で、28歳で起業してから5年ほど経つんですが、実は昨年くらいから同世代の30代の会社員の方から、10〜15年後の将来やキャリアについて相談をいただく機会が増えてきました。

相談とは仕事でどんな悩みを持たれているんだろうと思って話を聞き始めるんですが、皆さん仕事が順調な方々ばかりなんですよね。
正直なところ、「順調そうなのに僕が相談に乗れることがあるのか?」と思いながら聞いてしまうことも多いです。

会社でも成果や成績を出されていて昇進や昇級も早くて、特に仕事で悩みがあるようには見えないんです。

どんな悩みを持たれているのか聞いてみると、共通していたのが
「日々の仕事がルーティーンのようになり、自分の成長が感じられず停滞感があり、このままでは10~15年後の将来が大丈夫なのかと不安がある」
ということでした。

20代の時はどうすれば結果が出るのかと仕事で求められる期待値が自分にとって高いことが多かったのかもしれません。

ですが、そこから10年近く過ぎて、30代になって自分自身が成長したことで、自分という枠が大きくなり、仕事で求められる成果や期待値がその自分の枠の中に収まってしまったような状態にあるのかもしれないなと感じました。

そういう方々は、成長意欲が高く周りに言われずとも努力ができるタイプな気がします。

さらに言えば30代になって、新卒の時の同期や学生時代の友達、他にもSNSで見る同世代の近況や活躍を見ることが増えたのも影響しているかもしれません。

今は起業・副業・転職とあらゆる選択肢が以前よりも取りやすくなり、キャリアに対する選択肢が多く、「自分はこのままでいいのだろうか」と考えてしまうかもしれません。

そのように悩まれている方に、僕が自分自身の経験談を通じてお伝えすることがあるとすれば、

今の自分のスキルや経験では届かない、自分の枠を超えた1つ上のハードルを超えて成果を求められることに、1日でも早くチャレンジしましょう

です。
起業でも副業でも、内容はこだわらなくて大丈夫です。

少し僕の話をさせていただきますね。
起業して2年ほど経った時に、当時30歳だったのですが、ある企業の事業運営メンバーとして、デスクワーク中心に裏側の仕事をする機会をいただいた時の話です。

プロジェクトに入ると、マーケティングにデータ収集から分析、チームマネジメント、SNS運用、WEB広告、ITツールの活用などほぼ全てやったことがないことだらけの環境でした。運営メンバーに入った時には事業は既に動いていて売上もあり、事前準備なしでビジネスの実践に入るような感じです。

で、仕事をする環境もその会社の経営者の方と近い場所(ほぼ真横にいるような状態)でさせてもらっていたので、仕事のスピードも感じたことがないくらい速く、毎日必死で気がつけば1ヶ月が平気で過ぎてました。

大手の証券会社や上場企業の商社で働いていたので、ビジネススキルの基本は身につけたし「僕にもできることはあるはず!」という気持ちも心の中にあったと思いますが、そんな自分への期待値も虚しく、とにかく目の前のことに付いていくだけでギリギリという状態でした。

ですが半年ほど経った時にふと自分が、事業がどうやって動くのか、チームや組織があり、集客のために広告やSNSを運用し、改善するためにデータ分析をするという、ビジネスニュースや誰かのSNS投稿でしか見ることがなかったものが、経験を積み自分なりに理解し始めるんですね。

この時の僕は「自分の枠を超えた」半ば強制的に成長することができる環境に身を置くことができていたので、自分でも実感できるくらい知識も経験もスキルも成長することができていました。
(自分から見て1つ上ではなく、だいぶ上にあるハードルでしたが。笑)

もし今自身の成長に対して停滞感を感じていて、10~15年後の50歳になる将来を見据えて何かをしておきたいのであれば、何をするかも大事ですが、それ以上にスキルも経験も足りずに周りのことが見えなくなるくらいの環境を探すことが大事です。

そして最後に一つ。

動くのであれば1日でも早い方がいいです。
成長するのも、成果を出すのも時間の積み重ねがどうしても必要になります。

チャレンジが遅くなるとその分だけ、自分が辿り着きたい場所に届く日が先延ばしになります。新しいことに取り組むのは不安があるかもしれませんが、確実に前に進みます。

と、こんな記事を書いてはいますが、僕も現在進行形で自分の枠に収まらない3つくらい上のハードルを飛ぼうと必死になっている状態です。
偉そうな記事を書いてすみません。笑

一緒にがんばりましょう。


おわり。

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