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自己啓発本読むくらいならディズニーシーへ行け!答えは「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」にある


「仕事で失敗しちゃって、何を目標に頑張ればいいかわからない」

「なんとなく働いているけど、今のままでこの先大丈夫?」


何が正解かわからないのが人生。

毎日キラキラと頑張っている人を横目に、モヤモヤと悩んでいる方もいらっしゃると思います。

そんな漠然とした不安を抱えているアナタにオススメのスポットを紹介します。


かくいう私も社会人1年目の頃、同じような心境でした。

大学卒業と同時に札幌から上京。
社会の厳しさを目の当たりにしていました。

「提出物の期限を守れない」
「目標数字の達成意欲が足りない」

決して自分から間違えようとなんてしていないけれど、結果は失敗に次ぐ失敗。

なんとなく持っていた学生の頃の自信はあっという間に崩れ去っていきました。

そんなとき気分転換もかねて、ディズニーシーへ行く機会が。

なにぶん地方出身なもので、何かに並ぶことには慣れていない。

人の溢れるアトラクションを避け、人波を避け、ぐるぐると歩いた先に、人の少ないがらんとしたアトラクションがある。

待ち時間5分。

「あまり人気がないんだろうな」

けれど並ばずにアトラクションを楽しめるならと思い、さして期待もせずに入ってみました。


しかしそこには、悩みや不安を吹き飛ばす一筋の光があったのです。


「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」とは


「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」とは、​ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」のような、ボートライド型のアトラクション


ここからは、「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」の心震えるポイントを、ストーリーと曲に分けて紹介します。



<旅を経て大切なことを見つける王道のストーリー>


大人になっても冒険モノはワクワクするものですよね。

ストーリーをこれから体験する、という方もいらっしゃると思いますので大まかに説明しましょう。

・主人公のシンドバッドは子トラのチャンドゥと共に航海に出る
・嵐で危機を救われる
・困っている人や動物を助ける
・旅で出会った相手と仲良くなり、恩返しをもらう
・大切なことに気づき、町に帰る

助け、また助けられながら旅を続けるうちに、宝物=支え合える「友達」だったんだ、ということに気づくわけです。


このプロセスは多くのアニメや漫画にも共通する王道のテーマと言えるでしょう。


<歌詞に込められた一歩踏み出せる勇気の言葉>


アトラクションではストーリーに沿った歌詞が特徴の「コンパス・オブ・ユア・ハート」という曲が流れます。

♪ついに見つけたよ宝物 宝石や黄金じゃなく
 旅の中で巡り合った 素晴らしい僕の友達


シンドバッドは、助け助けられながら旅を続ける中で、一見価値の大きく見える宝石や黄金よりも、友達の存在が何より大事だと気付きました。


無事に町に帰るにいたるまでには多くの困難もありました。
やはり苦境を乗り切るため自身を鼓舞する必要があったのでしょう。

♪人生は冒険だ 地図は無いけれど
 宝物を探そう 信じてコンパス・オブ・ユア・ハート


ストーリーが終盤になるにつれ、繰り返されるサビにいつしか、これは私たちに向けたメッセージなのではないかと思うようになります。

100人いれば人生100通りのストーリーがあり、誰も正しい道筋なんかはわからないまま歩いています。

だからこそ、心のコンパス(=自分の価値観やありたい自分)に従って、宝物(=自分にとって大切なモノやコト)を探そう、と。

勇気が出る素敵な歌詞です。

ちなみに、
「コンパス・オブ・ユア・ハート」は、映画「アラジン」の「ホール・ニュー・ワールド」、映画「リトル・マーメイド」のアンダー・ザ・シーなどを作曲したアラン・メンケンが作曲。

また、歌手(声優)は劇団四季のミュージカル「ライオンキング」で初代シンバ役を務めた坂元健児さんです。

美しい壮大なメロディと、伸びやかでハリのある歌声がマッチした素晴らしい曲です。


物語への興奮を高める仕掛け


ストーリーや音楽の魅力をさらに高める仕掛けが施されているのも魅力です。

オーディオアニマトロニクスという、音に合わせて滑らかに人形を動作させる技術や、場面に合わせて水が降ってきたりバナナの香りを味わえたりと、五感でも楽しめます。

さらに忘れてはいけないのが、ポケモンでいうところのサトシのピカチュウといったように、主人公の相棒、子トラのチャンドゥです。

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宝箱に顔を突っ込み出られなくなりひょこひょこと振る尻尾

ターバンの代わりにバナナを頭に載せて満足げな態度

長旅に疲れたのかスヤスヤと眠る表情…

可愛すぎます!



シンドバッドは僕らに何を教えてくれたのか


シンドバッドは「友達」というかけがえのない宝物を見つけました。

しかしそれはあくまで彼にとって大切なものであって、アナタにとっての宝物とは限りません。

シンドバッドも私たちに語りかけてくれます。

「これから僕たちそれぞれの冒険がはじまる。でも忘れないで。迷ったときは心のコンパスを信じるんだ」

一度きりしかない人生です。

「心のコンパス」にしたがって、アナタにとっての宝物を探す旅に出ましょう。


毎日更新中。たまにTwitterでも良いことを言っています。

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