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読書記録

@yoshi_kotch の読書記録。


「ミライの兆し」の見つけ方
御立 尚資 (著)

元BCG日本代表の御立さんの連載。刺激受けた。

「より良い未来というオプションは、しっかり存在し、その実現に向けて我々自身が取り組めば、明るい将来シナリオが現実化する確率は高まる。未来は、決定されてはいないのだ」

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る
藤井 保文 (著), 尾原 和啓 (著)

「アフターデジタル」という造語を作って中国の幾つかのサービスを紹介しているだけの本で、Amazonレビューが何故良いのか謎。O2OからOMO(オンラインとオフラインの融合)は納得感あり。

サブスクリプション2.0
日経クロストレンド (編集)

日本で展開されているサブスクリプション型のビジネスが多く紹介されている。客観的なビジネスモデルの説明だけでなく、当事者が語る「失敗したポイント」「成功したポイント」もあり参考になる。
よくまとまっている。

スノーピーク「楽しいまま!」成長を続ける経営
山井 太 (著)

デザインや使いやすさからファンで僕は「アウトドア業界のアップル」と勝手に呼んでいる。社長の山井さんが拠点を米国に移していたのは知らなかった。この様な会社で働けたら幸せだろうな。
スノーピーク応援。

バイリンガル教育の方法
中島 和子 (著)

研究結果を元にした専門書だけあって、バックアップの情報が豊富でかつ場合分けされて記載されており、子どもたちの言語力をどのように伸ばしてあげるかの参考になる。以前はKindle版がなかったが、需要が大きかったからか、やっとKindle版もできた。

Who Moved My Cheese?
Spencer Johnson (著)

「チーズはどこへ消えた?」の原書。昔めちゃくちゃ売れた本だけど、最近ある人が紹介していて、もう一度読んで見た。内容は「環境の変化に注意してそれに対応しないとダメだよ」というシンプルな話をネズミを主人公にした寓話。懐かしくて、Audibleで「聴いた」。なお、Audibleはながらで読書ができるので、かなりお薦め。運が良ければ2ヶ月無料に。

カスタマーサクセス―サブスクリプション時代に求められる「顧客の成功」10の原則
ニック・メータ (著), ダン・スタインマン (著), リンカーン・マーフィー (著)その他

この数年のうちに読んだマーケティング関連の本で自分の中でベスト!めっちゃ良かった。サブスクリプション、SaaSについて書いている本ではあるけど、それ以外の事業モデルにも共通する考え方でかなり勉強になる。何度も読み直す。


日本人が海外で最高の仕事をする方法
糸木公廣 (著)

再読。海外畑で20年の間に9ヵ国を渡り歩いた著者。
・違いを知り、楽しみ、尊重する
・困難な状態でも逃げず一緒に戦う
・重要なのは人

海外駐在前にも読んだけど、駐在を経験した今だからこそ内容がより深く分かる。良書。海外赴任研修での必読書にしても良いと思う。

THE MODEL - マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス
福田康隆 (著)

Salesforceやマルケトの日本法人社長を歴任した著者。自身の自叙伝的な内容から、両社のコンセプトとなるセールスプロセスの管理を第一人者である著者の経験も踏まえ記載。マーケティング、セールスの人は是非。

もっと評価され売れて良い本では。


苦しかったときの話をしようか
森岡毅(著)

USJ再建で有名な森岡さんの自分の娘への文章の書籍化。個人的な話もありながらも、汎用的な考え方を書かれている。挫折なく成功してきた人かと思っていたら、P&Gでのアメリカ時代の話が壮絶。それでも結果を出す。元気をもらった。


ソフトウェア・ファースト
及川 卓也 (著)

ソフトウェア業界に身を置いている人たちには常識的な話かもしれないけれど、ハードウェア中心の世界に身を置いていた自分からすると、業界をまたいでの考え方に学びがあるし、実際ソフトウェアとハードウェアの世界は融合している。

Multipliers: Audible版
Liz Wiseman (著)

「メンバーの才能を開花させる技法」の英語版。リーダーの2タイプ。Multiplier(増幅型)かDiminisher(消耗型)。本書に出てくるEmperor builder(帝国を作る人)を反面教師にして、ポジティブな影響を与えるMultiplierでありたい。

日本語版はこちら。

D2C「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略
佐々木康裕 (著)

Away, Warby Parker等のD2C企業の顧客との関わり方、ストーリーの作り方、ビジネスモデル、大手企業のD2Cの取り組みをまとめた本。よくまとまっている。NewsPicksはこういう本の出版がとても上手。

Pachinko (English Edition)
Min Jin Lee (著)

Audibleで聴いた 。在日韓国人の家族の一生を語った小説。激動の時代、人生と著者の筆致力に引き込まれて一気に読んで(聴いて)しまった。オバマ前大統領のおすすめ本に選ばれている理由も分かる。

日本語訳も出た。

桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか
鳩山玲人 (著)

サンリオで海外ライセンスビジネスで業績を上げたことで有名な著者。至極もっともな事ばかりなのだけれど、それらをストイックに実施しているからこそ若くしてこれだけ実績を上げたのだろう。


カスタマーサクセスとは何か―日本企業にこそ必要な「これからの顧客との付き合い方」
弘子ラザヴィ(著)

カスタマーサクセス関連の著書を連続して読んでいて、書かれていることはまあ同じなのだけれど、各々の視点から書かれているものを総合的に読んでいくと理解が深まる。

BtoBマーケティング虎の巻 ツール・手法を導入する前にすべきこと
栗原 康太 (著)

ページ数は少ないが、BtoBマーケティングで必要なことがコンパクトにまとまっていて、該当分野に入る人が取っ掛かりとしては取るには良い本。該当分野にいる人にとっては復習。

その幸運は偶然ではないんです!
J.D.クランボルツ (著)

キャリアの「計画された偶発性理論(Planned happenstance theory)」について書かれた本。自分がエンジニアからビジネスサイドにキャリア転換したタイミングで読んだ本であり自分の考え方の基本になった書籍。再読。

メイカーとスタートアップのための量産入門
小美濃 芳喜 (著)

試作で発生する問題に対処しながら、商品を作っていく過程が「あるある」で懐かしかった。商品化の過程には必ずドラマがある。ものづくりはやはり刺激的。著者は学研の「大人の科学」シリーズなどの教材企画開発を手掛けてきた人。読んでいると自分でもものづくりをしたくなってくる。


No Rules Rules: Netflix and the Culture of Reinvention Audible Logo
Reed Hastings (著), Erin Meyer (著)

Netflix創業者Reed Hastingsと「異文化理解」で有名なErin Meyerの本。Audibleで聴いた。Neflixは個人に権限を委譲するレベルが尋常じゃない。Talent Densityを高める(優秀な社員しか取らない、残さない)という考え方を実行し、継続し続けられるのはさすが。

日本語版はこちら。


ソニー半導体の奇跡―お荷物集団の逆転劇
斎藤 端 (著)

今やお荷物どころかソニーの事業の柱の一つになっている半導体事業の立役者の著者。一時はソニーのCSO (Chief Strategy Officer)だった。社員ですら知らなかったであろう、当時の状況が臨場感豊かに描かれていて、とにかく面白い!


2025年を制覇する破壊的企業
山本康正 (著)

NewsPicksと揉めていたことをきっかけに知った著者。アメリカ中心の企業から見る技術動向、市場動向を俯瞰できる良い本。この本が出た当時に紹介されていた企業の株を買っていたら皆んな今頃は大金持ちなくらい株価も上昇中。NewsPicks関係なく頑張ってほしい。


インスタグラム:野望の果ての真実
サラ・フライヤー (著)

Instagramの歴史についてだけの本かと思いきや、Facebookについての本であり、Twitterについての本である。Facebookというかマーク・ザッカーバーグの噂は色々と聞くけど、なかなかすごい性格だ。InstagramがFacebookに買収されたのが良かったのか悪かったのか。500ページくらいある本だけど興味深くて一気に読んでしまった。最高に面白い本。

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる
尾原 和啓 (著)

A4用紙5枚くらいで書けそうな内容を、色んな本からの引用を継ぎ足してここまでの本にしたのは、まさにプロセスエコノミーを重視しすぎた結果か。PrimeやKindle Unlimitedの会員なら無料(10/24時点)で読めるので、ダウンロードは今のうちにするのがベターではある。

プロセスエコノミー(けんすうさんの造語)について言うと、この本の序文で取り上げられている、けんすうさんの note記事がめちゃくちゃ分かりやすく納得感が大きいので、こちらがおすすめ。



また随時追加していきます!

Yoshi @yoshi_kotch でした。


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