スプーンベンダーの仕組みについて考える話
今夜はスプーンのブランクを作りました💡
今年の目標はスプーンベンダーのワークショップ開催でしたが、第一回が迫っています。
たいそうな事をやるわけじゃなく、釣り好きな人にスプーンを作ってもらえたら嬉しいなと。きっと刺さるんじゃないかなと。
ブランクまでできてたらあとは簡単です。このスプーンは2分くらいでできましたよ。flutter1.6gのブランクですね。もちろん他のベンドもできます。
スプーンベンダーはハンドプレスと力点の延長でスプーンをベンドできるんだと思う。
その中で、力点の延長は大きい要素だと思うのです。(力点という表現で合ってるかわからないけど、そんな感じがしてる。あと噛むことで支点もピンポイントになる)だってスプーンは小さいから曲がらなそうなんでしょ?持てないし。
例えば…想像してみてほしい。
1.5mmの真鍮板があったとする。それが、A4くらいの大きさならどうでしょう。おそらく形を気にしなければ、誰でもグニャって曲げられると考えるはずです。実際ほとんどの人が曲げられるでしょう。だけど、スプーンの大きさだとどうだろう。途端に絶対曲げられない気がしてくるはず。だけど、実際は曲げられるんです。スプーンベンダーでちょっと挟んで、曲げられる。分厚い素材だったら挟んで机に押し付ける。
考え方次第で物事は変わる。不可能は可能になる。もしも、このブランクが売っていたら、そしてスプーンベンダーを持っていたら、きっとフライを巻くよりも簡単にスプーンが作れるようになると思う。釣りの楽しさは準備の楽しさでもある。準備から含めて釣りだと思う。これはどんな釣りでもきっとそうだと思う。スプーンベンダーはそんな準備の時間を増やすことができる道具なんです。素晴らしい。はな
ワークショップと言っても、最初だしあまり人どころか誰もが来ないかもしれないけど、それはいいんです。ハンドメイド作家なんて、みんなそんな感じでしょ?企業だって、漫画家だって、それは最初から注目されるわけじゃなき。そりゃ仕方がない。まずは一歩。そして続けていくことです!
今年はコツコツとハンドメイドスプーンを広める活動をしていきたいなと思ってます。
楽しもう!
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