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課題の分離

”課題の分離”
最初にこの言葉を知ったのは
ポジティブペアレンティング講座
だった。この言葉を聞いたとき、ちょっと冷たいな~という感想を持った。
ざっくりいうと、Aさんに起こっている問題はAさんの問題であって、私の問題ではないという考え方。
子どもに置き換えると、忘れ物をして困るのは子ども。子どもの課題でお母さんが困るのはちがいますよねというもの。

今朝の出来事

電車で学校へ通う長女。
15分の電車でも間に合うけど、多くの日は10分の電車に乗って学校へ向かう。
今朝はのんびり過ごしている。10分の電車に間に合わなさそうな時間なのにマイペースで準備している。マイペースはいつものことなんだけども。
急げば間に合いそうなので、私は勝手に焦ってちょっと急かす。すると
「15分でも間に合うから~」
と返ってくる。
この時に「課題の分離」が浮かぶ。
そのあとはぐっとこらえて、本人が出発するのを待って送り出した。

無事に送りだしたあとに考えたこと。
・本人が15分でいいと言っているんだからいいじゃない。
・友達と同じ電車に乗っているはずだから、一緒に行けないんじゃない?
 →この友達とも毎日必ずという感じではないことを思い出す。
  友達と良い付き合いができている。
・電車遅延で困ったときは連絡がきたときがある。
 困ったら連絡が来るからそれまではぐっと待とう。
・なんだかんだ、まだ信頼できていなかったのかな。
・これが課題の分離だね。課題の分離って難しい。でもなんとかできた。

子どもの忘れ物に話を戻す。
子どもの忘れ物については、まだ介入する時もある。
本人から連絡があって持ってきて、と頼まれたときは届ける。
息子は色々と大変だった時の記憶の名残があり、今年度に入ってからも何回か届けている。
昨日次女はペンケースを忘れていったみたい。本人から連絡がなかったので届けなかった。帰ってきてからも何も言ってなかった。自分の課題を自分で解決したらしい。
息子もたまに学校から宿題に必要なノートを持ち帰らず、家で宿題をやら
ずに行く日もある。それでも何とかなっている。息子の忘れ物も様子を見つつ、少しずつ手放していくつもり。

まだ、課題の分離が難しいと感じることはあるけれども、少しずつクリアできている感じがうれしい。
いきなり100%できなくても、できているところフォーカスでできた経験値を増やしていこう。

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