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退職後の方針

前回の記事から3ヶ月以上が経過しましたので、現状を報告します。

あれから会社に退職を伝え、予定通り6月から自由な時間が増えることになりました。それ自体は良いことですが、無計画に時間を使うと人生の無駄になるため、ある程度の方針を考えました。noteでも試験的にいくつか記事を書き、反応を見つつ削除を繰り返していました。

色々と考えた結果、次のポイントが重要だと感じました。

  1. 幸福の土台を作り替えること

  2. ソフトウェアエンジニア以外のアイデンティティを育てること

  3. コネクションを広げること

  4. システム開発以外の経験を積むこと

  5. 能力の棚卸しをすること

これらのポイントをつなげると、次のような説明になります。

自分の価値を感じられれば、幸せになります。価値の大きさは自分の存在意義で決まります。存在意義を支えるのは、自分が何者であるかというアイデンティティです。そして、このアイデンティティは、他者に価値を提供できることに限定します。例えば、性別や国籍は含みません。アイデンティティは変化するものであり、例えばAIの台頭によりソフトウェアエンジニアとしてのアイデンティティが揺らぐ可能性があります。そのため、単一のアイデンティティに依存することはリスクがあり、いわゆる単一障害点になります。よって、複数のアイデンティティを持つことが必要です。

アイデンティティはポケモンのようにパラメータを持ち、これを増やすには質の良いコネクションが重要です。コネクションはグラフの辺に相当し、自分を中心ノードにして様々なノードにつながります。ノードには、本や動画などの「モノ」、旅行や食事などの「コト」、そして人間関係の「ヒト」の3種類があります。ノードを増やし広げるには、活動パターンを変える必要があります。今まではソフトウェアエンジニアとしての活動が中心でしたが、それ以外の経験が必要になります。たとえソフトウェアに関することであっても、主体的に情報発信をするなら新しい経験としてカウントします。つまり、新しい自分の役割を広げる活動を行うことです。

自分の能力を客観的に理解することが新しい活動につながります。そのために、能力の棚卸しが必要です。自分が提供できる能力がわかれば、ヒトと繋がりやすくなります。また、自分に足りない能力がわかれば、モノやコトを選ぶ基準になります。

6月以降はこの方針に従って行動してみます。次回は能力の棚卸しについてお話しします。

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