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Step#627|これでいいのだ。


再読です。
田中角栄元首相の秘書を務め、
勇名を馳せた著者が悔いなく
人生を送るために著した1冊。

●捨てる神に拾う神 もっと無器用に生きてみないか
(早坂茂三著)

失敗はイヤというほど、
したほうがいい。

死にさえ至らなければ、
何回も繰り返しひどい目に
遭ったほうがいい。

やけどもしたほうがいい。
五針も十針も十五針も縫うような
大けがをしたほうがいい。

そうすると
バカでないかぎり、
骨身に沁みる。

次回から不必要な
リスクを避けるためには
どうしたらいいか、
反射神経が身についてくる。
判断力、分別ができてくる。
これが成長の正体だ。

(中略)

人間にとって
いちばん大切なのは情だ。

世の中には志を果たせない人、
運が悪くてチャンスに乗れない、
つかめないという人が溢れ返っている。

こういう人たちに対して、
本当のいたわり、優しさ、侍で言えば、
’惻隠の情’を持てるかどうか、
これで人間の上等と下等が分かれる。

『捨てる神に拾う神 もっと無器用に生きてみないか』p41〜42


今週は、
うまくいったことよりも
うまくいかなかったことの方が
多い1週間でしたが、

「これでいいのだ」
「すべては順境だ」

と思い込むために再読し、
上記の言葉に出合いました。

毎日、様々な情報が通過します。
現実の引力も強いです。

日記や読書を通じて、
自分の言動に「点」を打ち、
振り返る時間は、しっかりと
確保しておこうと思った次第です。

●今日の一歩
自分の周りで起きていることは
すべて成長の糧になる。
自分の周りで起きていることは
すべて正しいのだ。

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