Step#907|手の届かないものを見る
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致知9月号に
山形かみのやま温泉の旅館
「日本の宿 古窯(こよう)」
佐藤幸子大女将のインタビュー記事が
掲載されていました。
特に印象に残ったのは
30代のときのアメリカ視察の話。
模索を重ねる中、
旅行会社の方の言葉をきっかけに
アメリカへ。
暗いことばかりを考えていたら
人間が小さくなる。
とても手の届かないものを
見てみたらどうか。
アメリカに行ってみなさい
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現地のホテルを視察後、
ディズニーランドへ。
着いて驚いたのが、広大な駐車場。
そして、そこにあるのは佐藤さん達を
乗せた車だけ。
実はその日は休園日(笑)
他の人たちは添乗員に文句を
言っていたけど、
佐藤さんは思わず聞きました。
この駐車場は何台、入るんですか?
1万台!
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「手の届かないものを見る」とは
こういうことか!と思い、
考え方や発想が大きく変わる
契機になったとのこと。
休園日だったからこそ
「1万台の駐車場」に感動し、
その後の買収の話も
即断即決で進められたと
振り返っています。
誰しも「自分はこんなものか」と
自分が住む世界を規定してしまうもの。
自分が定めた「枠」の外側に行くには、
人からの誘いやピン!と来たものに
フットワーク軽く反応し続けるのみ。
徒手空拳の出発から
日本を代表する旅館を作られた
大女将の逸話に勇気をもらいました。
●今日の一歩
自分が定めた「枠」の外側に行くには、
人からの誘いやピン!と来たものに
フットワーク軽く反応し続ける。
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