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Step#269|みんな「自分」を分かってもらいたいんだ。


新サービスをリリースするにあたり、
社内向けの説明会がありました。

一連の説明が終わった後の
質疑応答コーナーでは
馬脚をあらわす人が多数いました。

えー
あのー
そのー、要するに、、、

を連発しながら、

▲▲はいつから始まりますか?
(さっき説明したよ)

●●って何ですか?
(前の人と同じ質問だよ)

そんな質問を繰り返します。

私も聞く側の人間でした。
昼食後に行われたので、
注意散漫になるのは理解できますが、
みんな聞いているようで、
案外聞いていないのです。


一方で、
話を聞いている人の質問は
簡潔明瞭です。

センテンスが短い

数字や誰でも分かる比喩を
織り交ぜながら話す

知識をひけらかさず、
集団を俯瞰して質問する

こんな特徴があるように感じました。


上阪徹『引き出す力; 相手が思わず話してしまうひとつ上の「聞く力」』

人間は誰もが
自分のことを話したいと思っている。
話すことによって自分を理解してもらえるから。

自分のことをよりよく理解してもらえて、
不快な気分になる人はいない。

どんどん聞くことによって、
相手のことが本当に理解できる。
それは、相手を喜ばせることでもある。

上阪徹『引き出す力; 相手が思わず話してしまうひとつ上の「聞く力」』


話すことは聞くことであり、
聞くことは話すことです。

どんな場面でも
まずは人の話を傾聴する心構えを
しっかりと持っていたいなと思った次第です。

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