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HADESTOWN -NYCブロードウェー作品レビュー①

こんにちは。今回の記事では、順番に、最近見たブロードウェイのミュージカルの9作品レビューをしていきたいと思います。

ではいきます!

おすすめ度No.1:HADESTOWNからです。
※HADESは冥界のハデスですが、ヘイデスと発音します。HADESTOWNはハデスの町、すなわち、冥界を意味します。



2019年度のトニー賞のミュージカル作品賞、助演男優賞、演出、オリジナル楽曲、装置デザイン賞など最多8部門に輝いた作品です。ギリシャ神話をモチーフにしたストーリーと楽曲、そして舞台演出が大変美しいです。

ストーリーは、ギリシャ神話の楽人オルフェウスと樹木の精エウリュディケーの悲劇と、冥界の王ハデス(Hades)と妻の大地の女神ペルセポネの物語を掛け合わせた上に、現代風にアレンジしたものとなっています。少女エウリュディケーは貧しい暮らしをしているところで、音楽の才能のある少年オルフェウスに一目惚れされます。二人が結ばれたのも束の間、オルフェウスが楽曲作りに集中し、エウリュディケーが声をかけても気づかないでいるうちに、貧しさに耐えられなくなったエウリュディケーは、ハデスの誘惑で冥界に行ってしまいます。その後、エウリュディケーがいなくなったことに気づいたオルフェウスは、エウリュディケーを追って、Hadestownに行きます。さて、オルフェウスはエウリュディケーを取り戻すことができるのか。この二人の悲劇を参考にしながら、ぜひ観劇されてください。

なお、座席はオーケストラの真ん中かメザニンの前方が良いかと思います。筆者は右側の最前列でしたが、近すぎて一部見えませんでした。なお、劇場は小さめなので、どこからでもある程度は見えるのではないかと思います。

また、英語については、音楽がメインで話が進んでいき、歌の歌詞が聞き取れないと置いていかれることになるかと思いますので、しっかり事前に予習されていくのが良いかと思います。

なお、お得に見たい方は、抽選に申し込むのもおすすめです。47.5ドルという破格で見れます。

少しキャストが変わってますが、Trailerです。主役は変わってません。なお、この主役二人は私生活でも恋人同士だそうです。

2019年のトニー賞でのパフォーマンスはこちら。

Hadestown
劇場:Walter Kerr Theatre
219 W. 48th St.
最寄駅:49St(49丁目駅)
上演時間:2時間30分 途中休憩あり


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