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371. 私はLGBT法案に反対です!なぜなら「自称女性」の男性の女性風呂使用を拒否する宿泊関係者の人が処罰されるかもしれない法案だからです!

そういう方が現れたら怖いというお気持ちはわかります。

また「自称女性の使用を拒否」すると処罰の対象になるかもしれないとご心配なさっていらっしゃることもわかります。

ですが、風呂の使用については経営者側の判断でトランス女性を受け入れる日を決めたり、それぞれの地区の入浴施設組合で話し合ってすべての入浴施設だけではなく、一部に限って認めるというような対策も考えられます。

いっぽう、すでに性的指向や性自認を理由とした差別を禁止するという条例がある埼玉県や三重県では、「自称女性」が女性スぺ―スに入ってきてトラブルを起こしたということはないとされています。

風呂の利用については、よろしかったら私の351の記事もご覧ください

現在、政府が考えているのは「差別禁止」という言葉を盛り込んだ法案ではなく、あくまで「理解増進法案」ということのようです。

「差別禁止」という文言が含まれるかどうかはこれから決まるのだとおもいます。

この法案についてはトランスジェンダー女性(トランス女性)の問題ばかりが盛んにとりあげられていますが、性的マイノリティはトランスジェンダーの方ばかりではありません。

従来の性規範(異性愛+心の性と体の性が一致)に合わない人々にたいして「ホモ」「オカマ」「オトコオンナ」「レズ」「キモイ」などといった心無い言葉を使わないようにしましょうということも含まれています。

性のありかたは以前(例えば昭和の時代)に考えられていたよりもずっと多様だということがわかってきました。

例えばアセクシュアルとされる方は男女いずれにも性的な感情を持たないとされています。

そういった方にも配慮することがこれから私たちがお互いを尊重して社会生活を送る上で大事だということだと思います。


画像:UnsplashCamille Brodardが撮影した写真