CTOがなぜ人事部長を兼任したのか?
はじめに
どうも石野です。
(上の写真は前のオフィスでの懇親会の様子です。動物園みたいw)
さて、実は9月から人事部長を兼任しています。
(というか、自分からやらせてほしいとお願いしました)
良く言えば「斬新」
悪く言えば「両方できるはずがない!」
というのはごもっともだと思います。
なぜか?
理由①
「実際に人事の立場になってみないと全ての課題はわからん!」
まぁ、これが一番の理由ですね。
我々が提供しているCarelyというサービスは
「人事・労務の健康管理業務をもっと簡単に」を謳っています。
プロダクトオーナーとして、企業の人事の方や産業医の先生、保健師の方に色々とヒアリングしてきましたが、やはり日々の煩雑な作業を実施してみないと「全て」が見えないと強く感じていました。
今のCarelyの成長フェーズとしては、開発体制が揃い、最低限の機能も揃いましたが、本当の意味での使いやすさはまだまだです。
健康管理業務というのは、人事・労務だけでなく産業保健スタッフの作業効率化もかなり大事なポイントです。こちらは代表の山田が現役の産業医なので聞けばすぐわかりますが、人事・労務はそうはいかないので悩ましいところでした。
理由②
社内に人事担当がいない!
iCAREも30人規模になり、CxOができる範囲でバックオフィス業務をやってきましたが、窓口的な存在はそろそろ必要かなと思ってました。
会社の就労規則はもちろん、福利厚生などの制度作成もそうですし、新しいメンバーが入社する際のオリエンテーションなども統一していきたいと思っていました。オリエンテーションというのは、iCAREの文化やメンバーの説明だけでなく、ISMSなどのセキュリティの説明、Carelyというプロダクトの説明などですね。
理由③
改めてiCAREの文化醸成にフルコミットする!宣言!
というのは大げさで、人事っぽい事をするのが昔から好きだったからです。
(「ぽい」という表現、人事の方ごめんなさい)
去年の2月に私がジョインした時はまだ7〜8人だったiCAREが、今では30名を超える組織になり、文化をみんなで創って行くことの大変さを日々痛感しています。
幸いにもiCAREには「俺らが会社の文化を創ってやる!」という有志のチームがあり、毎週熱い議論を交わしていて最高に楽しいです。
やってみてどうか?
過重労働、健康診断、ストレスチェック、人事面談、衛生委員会、巡視、産業医の先生とのやり取り、調整業務 など
わかっていたつもりでも、やはり色々と気付きがあります。
人事部長は衛生委員会の議長を務めるケースも多いので、よりリアルにわかって良いですね。(iCAREは50名以下の会社ですが、毎月衛生委員会を実施していて動画を撮っていますのでご興味あれば配布します!)
課題がわかれば、あとは優先順位を付けて開発に落とし込むのが本来のCTOの役目なので、相当なスピードを出せていける手応えを感じています。
最後に、私のわがままを受け入れてくれた会社のみんなに感謝!
最高のプロダクトと最高の組織を
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