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ロストカイオーガ(s1〜s11a)

どうも、です。
投稿遅くなってしまいましたが、先日のCL横浜でTop8に入賞出来ました。
応援してくださった皆様、おめでとうの言葉をくださった皆様、ありがとうございました!!
毎度力になってます、この場を借りてお礼させていただきます。

本題です。
今回はデッキ選択がかなり難しいと感じたCLでした。
使用したデッキはご存知の通り、"ロストカイオーガ"なのですが、この選択に至るまでにほぼ全ての環境デッキを触り、この環境で勝つために必要な要素はなんだろう…と言語化を重ねました。
これに関しては、ある程度勝てたから言えてるんじゃないの?みたいな話ではあるんですが

このデッキを使用するにあたっても、慣れ,コツが必要なこともあり、0から使うプレイヤーにもわかりやすく伝わるよう、嚙み砕いて説明していきます、安心してください。

また、今回のCLは2日制だったこともあり、1日目→2日目でデッキの一部を変更しました。
今後CLが2日制になることもあり、その時の考え方のヒントになることも一部あると思います。


ー構想,思考面ー

■Tier表

Tierについて→使用者数×強さの指標

CL横浜当日 Tier予想

具体的な分布の想定としては、
Tier1→15%前後
Tier1,5→10%前後
Tier2→~10%
Tier3→それ以下(ここでは省略)

上記データをもとにCL当日の考察をさせていただきました。
おすぎさん、ありがとうございます!

■環境考察,デッキ選択のヒント

Tier表にも挙げた通り、大会も概ねこの分布でした。
ただ、WCS以降、シティリーグ等の環境を定義付ける大会が行われておらず、分布が特定のデッキに偏ることはないとも同時に考えていました。

まとめ
→概ねTier表通りではあるが、様々なデッキがまばらに見られる環境。

そこで、多くのデッキが見られると考えている環境では、対面しそうな全てのデッキを逐一対策するといったアプローチは非効率でありながら、時としてデッキの根幹となる動きを邪魔するとも考えました。
メタ貼るよりも、デッキそのものの動きで環境で勝つ要素を満たす必要がある。
簡単に言うと、普通の動きで多くのデッキに勝つ
※いきなり贅沢言ってるのは承知です、一旦ご理解ください

まとめ
群雄割拠な時こそ、シンプルに詰め込みすぎずに勝ちを目指す

Tier表や環境についてざっくり触れたところで、次項では環境に存在するデッキをもう1段階分類していきます。

■環境デッキの分類

"オリジンパルキア""ギラティナ(ロスト)"を中心として、それ以外のデッキは大きく3種類に分類出来ると判断。
※総合力では上記の2デッキが頭1つ抜けていて、そこに下記のデッキが続くような構図。

①ポケモンV×高速&高火力

"ミュウ" "ヒスイゾロアーク"

多少負け筋となるポケモンを展開する可能性が高いものの、2ターン目に相手のベンチのポケモンVを倒すことに長けており、それ以降のダメージの出力も高い。
"ギラティナ"を意識した選択と言える。

②ポケモンV×高耐久

"アルセウス系統" "キュレム"

"アルセウス系統"
アルセウスVSTARのおかげもあり、簡単にサイドを取らせないような盤面を作れる。
盤面の再現性が高いことからも、マリィや頂への雪道の妨害がしやすいことも強み。
チェレンの気配りで一撃で倒すこと以外許さないことや、他のポケモンVとの組み合わせで高耐久や高火力を実現していけます。

"キュレム"
280がダメージラインとして意識されている環境で、HP330かつ「スターレクイエム」を無効に出来るウォッシュ水エネルギーを採用出来る。
攻撃面も申し分ない。

いずれもポケモンVが主軸なこともあり、VS"オリジンパルキア"の時の後攻時の勝率が気になる点は否めないが、十分通用するデッキ。


③非ルール

"ロストバレット" "レジギガス"

物理的に相手のサイドが進みづらいことがメリットとして挙げられ、様々なタイプ,効果を持ったアタッカーを使い分けて戦う。
これらのデッキに対して高火力を出す理由はほとんどない。
先に攻撃された場合、
・2枚サイドを取る番がある
・相手のサイドを進ませないターンを複数作る

などが勝ちを追うために必要な条件。

そして、全体的に言えることとして、ツツジの採用率が高く、打つ側打たれる側の牽制が行われる側面も。

ここで挙げた全てのデッキに勝つことは難しいが、抑えておくべき要素を整理する意味でもこの言語化には意味がありました。

■勝つための要素 まとめ

"オリジンパルキア""ギラティナ(ロスト)"に加え、
先ほどの
①ポケモンV×高速&高火力
ポケモンV×高耐久
③非ルール
から、どのようなデッキが環境に合うのかを考察していきます。

要素を満たすデッキが見つからなかった場合、他のデッキよりも一段階パワーが高いと考えていた"オリジンパルキア"or"ギラティナ(ロスト)"を使用する方向で考えていました。

ポケモンVSTAR,VMAXが環境の中心(①,②)であることから、当たり前のように高火力が求められる
また、高火力である強みが活きない対面(③)が一定存在するため、サイドを複数取れるターンを作るアプローチも併せ持つと尚良い。
さらに、ツツジの採用率が全体的に高く、なるべく細い手札で勝負することは避けたい
仮にツツジを使われたとしても、最終的にはこちら側が低い要求になるような勝負をしたい。
などが挙げられます。

まとめ
・何かしらの手段で高火力を出すことは前提(①,②)
・複数枚サイドを取れるターンを生み出せる(③)
・ツツジをなるべく使われない、使われても低要求で勝つ

書いてて思いました、あまりにも強欲…!!
次項では少し時間軸を遡ります。

■CL使用候補 遷移

各期間で使用を検討していたデッキを挙げていきます。
その時点でもし明日CLに出るなら何を使う?
という問いに対しての答えだと思ってもらえると幸いです。

これ、ポケカ版恋愛ドキュメンタリーと言っても過言ではない。
最終的にどのデッキと落ち合うのか!?!?
まあカイオーガだったんですけども

無料部分を読んでいただき、ありがとうございます。
以降を有料とさせてください。

以降は、

・本番までに使用しようと考えたデッキ(3個)
・使用リスト(ロストカイオーガ)
・プレイング面解説
・改良案(2個)
・ロストカイオーガと対面した時に考えること

をまとめています。
手に取っていただけると嬉しく思います!

〜7/31(WCS前)

"ギラティナ(ロスト軸)"
前回のnoteの内容からほぼ変わらず。
【有料】ロスト型ギラティナ(s1〜s11)|凱(よし)|note

〜8/21(WCS期間)

一旦ロストゾーンのことを忘れます
解説することが決まり、猿のようにWCSレギュの研鑽を始めます。
帰ってきてからというものの、移動などの隙間時間はPTCGOで"オリジンパルキア"を回していました。
WCSでも少し話題になったキャプチャーエネルギー×3のものです。
詳細は下記記事で
【CL横浜&WCS2022】複数上位入賞!!!パルキア最新戦術!|はる|note

〜8/28(帰国後初練習)

"オリジンパルキア"
"ギラティナ(ロスト軸)"
"ロスト(リザードン)"
"レジギガス"

ここで強いデッキが多い環境ということを理解します。
この時点で候補はまだ絞り切れていません。

〜9/4(高知県)

白熱のアルカナで登場したカードを試す機会にもなりました。
この時点では候補を絞る作業というよりかは、実際に新カードどうなのか、という期間になります。
平日の練習に加え、高知の人と対戦する中で、通用するのはどのデッキなのか、みたいなことを考えながら過ごしていました。

新カード(主にセレナ,Vガードエネルギーを加えたプール)で評価が上がったデッキとしては、
"ヒスイゾロアーク"
"ミュウ"
"アルセウス(裏工作)"
この時点での使用候補は"アルセウス(裏工作)"が濃厚でした。

niNg6P-Q80NaN-gnnngn

デッキコード:niNg6P-Q80NaN-gnnngn

〜9/7(いちご杯)

"レジギガス"を使用し、5-0
優勝出来たものの、様々なデッキにシンオウ神殿が入ることがデフォルトになる可能性(大会中も採用率はそれなりに高かった)もあり、やや使用に踏み切るのは危険かもしれない。という評価で落ち着きました。

nNgnL9-xHVpWJ-Nn6ngL

デッキコード:nNgnL9-xHVpWJ-Nn6ngL
エネルギーをトラッシュに送る要求が最も高いデッキだと考えているので、色の付いたエネルギーの採用を多めにしています。
また、ロストシティなどのメタも考えた場合にバトル場に出る可能性が高いレジの現物枚数が多い方が良いとも同時に考えていました。

このあたりで前項の言語化が自分の中でまとまってきた感じです。 先ほどのものを再掲

・何かしらの手段で高火力を出すことは前提
・複数枚サイドを取れるターンを生み出せる
・ツツジをなるべく使われない、使われても低要求で勝つ

かがやくゲッコウガを用いたロスト系統のデッキが上記の要素を満たせそうだとなり、使用候補が一気に絞れました。

〜9/11(本番直前)

"ロスト(カイオーガ)"
"ギラティナ(ロスト軸)"

この週の平日から"ロスト(カイオーガ)"に触れ始め、まとまれば使用。
それが難しければ"ギラティナ(ロスト軸)"という考えに。
ギラティナに関しては、カイオーガ使用に踏み切っていたことからも、リストは完成しなかったものの、シンオウ神殿を1~2枚採用するつもりではいました。
イメージはこんな感じ

FVkFwf-JrhJHA-kVkbkk

デッキコード:FVkFwf-JrhJHA-kVkbkk
Vガードエネルギーや"レジギガス"対面などを想定した場合に、シンオウ神殿が有効にはたらくと考えました。
注)デッキのクオリティはあまり高くありません。


■使用リスト

Day1使用リスト(ジガルデ)

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デッキコード:KcxaD8-QgOhw9-YD8ccK

1日目は、対"アルセウス"系統を意識してジガルデを採用。
・"アルセウス(裏工作)"に対して相性不利が否めなかったこと
・マリィを複数回使用する条件を満たしているデッキが"アルセウス"系統に絞られること

などが理由です。

Day2使用リスト(ケケンカニV)

kw15VF-RRZUEY-ddkvFF

デッキコード:kw15VF-RRZUEY-ddkvFF

2日目は、
・1日目よりも"アルセウス"系統のデッキが数を減らす可能性
・デッキが割れていること

を想定し、幅広いデッキに対してサイドプランの選択肢を広げられるケケンカニVを採用。
2日目に関しては、"オリジンパルキア"や"ロストバレット"に分布が寄るのではないかと考えていました。
※A,Bグループそれぞれの卓の状況や当たったデッキを聞いた情報をもとに判断しました。ただし過信は禁物。

ケケンカニVを含むDay1→Day2の変更部分については次項の後半部分にて解説しています。

■使用リスト,採用カード解説


Day1使用リスト

KcxaD8-QgOhw9-YD8ccK


ポケモン

ポケモン(14)

キュワワー×4
スタートしたい
2体はほぼデフォルトで場に必要
などの理由から4枚採用

ウッウ×2
最初に攻撃したいポケモン
どの試合でも攻撃しないことがほとんどないため、
・サイド落ちでデッキの出力が落ちることを避けたい
・引き込みやすさを少しでも上げたい

などの理由から2枚採用。
1枚でも戦えますが、後攻時の動きにこのカードが絡むかどうかが試合内容に影響することもあり、2枚採用に落ち着きました。

ヤミラミ×2
複数回使うことが考えられます。
相手のロストシティなども加味すると、複数枚採用が好ましいが、かといって1,2ターン目から「ロストマイン」を使える保証はないので、2枚採用。

ジガルデ×1
直前に対アルセウス系統を重く見た結果採用。
元々この枠はカビゴンでした。
インテレオンを最低限倒せるラインの出力もあり、相手のVSTARに対しては、ウッウの110+ジガルデ160+ガラルジグザグマ10で280を満たせることもあり、ギリギリ許容ラインという判断。
サイド数が負けていない場合は80ダメージしか出せない点には注意。

カイオーガ×1
このデッキの主役です。
ベンチポケモン2匹にそれぞれ200以上のダメージを期待できます。
このポケモンを起動するゴールがあることで行動回数に余裕が持てます。
このカードを中心としたデッキの使い方に関しては、
基本的な動き,方針についての項で詳しく解説していますので、よろしくどうぞ!!

かがやくゲッコウガ×1
手札のエネルギートラッシュし、ドローに変換できます。
カイオーガと相性が良すぎる1枚であり、このポケモンが場にいることで早いターンから相手にマナフィを置かせることに繋がります。
ポケギアなどを採用しなくても、はなえらびと併せて山札を進めることで、アクロマの実験等のキーカードに触れる確率を上げられます。

ヤレユータン×1
さまざまな役割が見込める1枚です
マリィを使われてもサポート等を確保出来る
・手札の不要な札を「はなえらび」でロストすることに繋がる
・ミラージュゲートで加速する際にエネルギーを手札から山札に戻せる
・相手の「おとぼけスピット」を耐える可能性がある
などが挙げられます。
特に今回のCLでは上位デッキに対して、マリィが刺さりやすいことがほぼ共通認識であったことからも、採用の価値は十分にありました。

ガラルジグザグマ×1
様々な用途で活躍するため、ロスト軸のデッキを使うなら必ず採用しようと決めていました。
・「ロストマイン」で複数枚サイドを進めることに繋がる
・「おとぼけスピット」を耐える想定のポケモンを突破出来る

など
特に対"オリジンパルキア"でマナフィ+メッソンの合計130分のダメージを「ロストマイン」で取りたい場面で2匹倒せるようになり、戦いやすくなりました。

マナフィ×1
相手の「げっこうしゅりけん」から自分のポケモンを守ることが主な採用理由。
"オリジンパルキア"や"ギラティナ(ロスト)"にかがやくゲッコウガがほぼ100%採用されていて、どこからでも攻撃されることを考えると、抜く理由がない。

グッズ

グッズ(25)

バトルVIPパス×4 クイックボール×3
かがやくゲッコウガに繋がるカードを優先して採用することにしました。
上記の枚数で足りないと感じる場合には
クイックボールの4枚目≧霧の水晶
の順になるかと思います。

ヒスイのヘビーボール×1
サイドに落ちたたねポケモンを能動的に拾えるかどうかがかなり大きいので、採用しています。
ほぼカイオーガ使う想定も相まって必須の1枚。
2枚採用も考えましたが、予選9回のうち、2枚ないと困る試合は1試合あるかどうかぐらいの確率と考え、1枚採用に落ち着きました。

回収ネット×4
・「はなえらび」や「かくしふだ」の回数に直結する
・入れ替え系のカード
・同型の場合に回復する
側面が重要となる
などが理由になります。
特に上2つの要素が重要なため、4枚から枚数を減らす理由はあまりないです。

あなぬけのヒモ×3
4枚採用を考えていたぐらいには強力なカード。
他の入れ替え手段との大きな違いとしては、相手の盤面に干渉できる点。
・エンペルトVやガラルマタドガスによる特性ロック
・「おとぼけスピット」を耐えるポケモンをバトル場に出される点
・カイオーガの「アクアストーム」がベンチポケモンにしかダメージを与えられない点
など
これらの状況を打開できる可能性があるため、回収ネット4枚に加え、あなぬけのヒモを採用することにしました。

ミラージュゲート×3
Day1は3枚,Day2では4枚で使用しました。
ロストゾーンに送る都合やサイド落ち,そもそも引き込めるかといったところから、試合中に使える枚数が採用枚数-1枚程度だと考えると、
3枚採用の場合:カイオーガの起動まで考えると、無駄遣いNG
4枚採用の場合:多少雑に使える
雑に使える→山札からエネルギーを引っこ抜く→山札の枚数を減らす
といった役割に期待した部分があります。
3枚採用の場合だと、コンボパーツの側面が強かったのですが、4枚採用の場合、アタッカーを用意しながらも山札を減らすという動きに加担してくれる1枚だと気づけたこともあってDay2では枚数を増やしました。

エネルギーリサイクル×2 ふつうのつりざお×2
リソース回復用の札になります。
コンセプトに関わるので、エネルギーリサイクルを2枚から減らしたことはありません。
最初はふつうのつりざおの枚数を1から始めましたが、1枚もロスト出来ないかつポケモンの使い回しが重要な試合も多かったため、最終的に2枚になりました。
どちらのカードもロストゾーンに送る優先度は低いですが、山札or手札に1枚ずつ確保できていれば、カイオーガの条件は満たせるので、それを念頭に置いてプレイしたいところ。

やまびこホーン×1
どうしても相手にベンチを絞られると、サイドを取り切れない展開があり、採用しました。
サイドを1~2枚追加で取れる可能性に繋がります。

ふうせん×1
キュワワーに付けるのが最も強力。
1ターンににげられる回数が増えるわけではなく、序盤であればエネルギーを付けてにげることが痛手になりづらいことから採用枚数が抑えめです。
ロストゾーンの枚数を増やす目的でロストスイーパーの採用を考えた場合、ポケモンのどうぐを増やすことがメリットになるため、その場合は増やすことも考えたいです。

望遠スコープ×1
カイオーガやゲッコウガの出力が上がります。
特にカイオーガが無傷のポケモンV,VSTARを倒せるライン(200→230,250→280)になる点が強力です。
2日目はここの枠を削り、ミラージュゲートの4枚目にしました。

サポート

サポート(7)

アクロマの実験×4
・ロストゾーンのカードの枚数が試合内容に直結すること
・1ターンでも早く引きたいカード

なので、最大枚数です。

とりつかい×2
やや出力の低いアクロマの実験。
アクロマの実験の5,6枚目かつ入れ替え札。
キュワワー1回分追加出来るので、それなりに山札を掘れる1枚になります。

ツツジ×1
元々入れずに回していたのですが、ヤミラミを採用しているリストでこのカードを入れないことの損失が大きいことに気づかされ、採用。
キュワワーやメッソンラインなど、ツツジの受けになり得るポケモンを「ロストマイン」で倒しながら、相手の動きを細くしていきます。
2枚入れてもいいなと思えるぐらいには強力な1枚です。

スタジアム

スタジアム(1)

ポケストップ×1
たとえ1枚採用だとしても、何かしらのスタジアムは採用したいと考えていました。
山札を掘るというこのデッキにおける課題の解決に最もふさわしいカードだったため、採用しました。
回収系のグッズ(エネルギーリサイクル,ふつうのつりざお)やミラージュゲートを手札に加えられる点が強く、見れる枚数としてはとりつかい1回分となっています。
このデッキにおいては基本的に序盤から使い得なのですが、捲れる順番によっては痛い目を見るカードでもあります。
※かがやくゲッコウガが落ちてしまうなど

エネルギー

エネルギー(13)

水エネルギー×6,超エネルギー×4,闘エネルギー×2
水エネルギーが手札にあるかどうかで攻撃のしやすさが変わるポケモンがいるため、優先して採用。
残り6枚で超-闘を配分することになったのですが、5-1, 4-2, 3-3あたりまで挙げて、そこから何回考えても4-2になりました。
ロスト系統のデッキですが、ミラージュゲートの使いやすさという点においては2色よりも3色の方が色事故は起きづらいです。

キャプチャーエネルギー×1
エネルギーではありますが、カイオーガの「アクアストリーム」を使うタイミングで山札に残っていることはほとんどありません。
※ふつうのつりざお,エネルギーリサイクルで戻せないため
展開札の要素はありますが、採用の優先度が高いカードではないと判断し、枚数を抑えました。

Day1→Day2変更箇所

Out

ジガルデ×1
望遠スコープ×1
闘エネルギー×2


In

ケケンカニV×1
ミラージュゲート×1(×4採用)
超エネルギー×2(×6採用)


変更理由について
ヤミラミ,ガラルジグザグマとの相性を評価してケケンカニVを採用することにしました。
役割としては、対VSTAR,VMAXなどの中大型のポケモンに対して役割を持てる札となります。
デッキ内容が割れており、相手に盤面を絞られながらプレイされることを想定した場合("アルセウス"系統,"オリジンパルキア"等)に強さを発揮します。
Day1で使ったデッキを続けて使用する方針だったことから、こちらのデッキがバレていて、かつカイオーガのケアしながら立ち回られることを想定しなければなりませんでした。
※その意味ではDay1配信卓の試合が爆速で終わったのは幸運でした。

カイオーガのワザを使用することなく、サイドを取り切る算段があることが2日目に臨む上での安心に繋がりましたが、半分アドリブなところもあり、不安も半分でした。

■不採用カード解説

カビゴン
以前使用していた"ギラティナ(ロスト)"には採用する価値がかなり高いと考えていましたが、今回は見送りました。
理由としては、
・ジガルデが近い役割を持つ
・同型のデッキと対戦する際、ねむりになるデメリットが存在する

などが挙げられます。

・ジガルデが近い役割を持つ
サイドが負けていることが条件にはなりますが、160ダメージ出すことが出来ます。
ウッウの110+160で10足らない場面もガラルジグザグマで補えることもあり、ギリギリ許容出来ると判断。
元々カビゴンを採用していましたが、ジガルデが近い役割を担いつつ、"アルセウス"系統にやや強くなれる点を評価しました。

・同型のデッキと対戦する際、ねむりになるデメリットが存在する
カビゴンのワザのねむりから回復する確率は25%です。
一見同型に対して強力そうに見えますが、負け筋でもあります。
自分のベンチのポケモンと入れ替えられない場面、ヤミラミの「ロストマイン」で複数ターン自分のベンチポケモンを狙われることが想定されます。
カビゴンが寝ている&ツツジ等の干渉をされることが一定の負け筋になってきます。

コオリッポ
たねポケモンからワザのダメージを受けないことから、特定のマッチに対してのメタカードになる1枚。
ただ、今回このデッキに採用する必要性は薄いと感じました。
たねポケモン主軸のデッキとして挙げられるのが、
"レジギガス"
"ロストバレット"
"ハピナスミルタンク"


"レジギガス"は各対面の立ち回りの項で解説しますが、大きく不利を取らない認識。
"ロストバレット"には、相手のヤミラミも加味すると、そもそも対策にはならない。
"ハピナスミルタンク"はそこまで数が多くないと予想
などが理由になります。

ネオラントV
ロスト軸には積極的に入れたいカードという評価でしたが、このデッキにおけるネオラントVはやや評価を落としました。

理由としては、
・負け筋を消せるが、山を掘り切る動きから遠のく
ミラージュゲートから「アクアリターン」で負け筋を消す動きが強力ですが、エネルギー3枚+自身の計4枚を山札に戻すことになり、おおよそサポート1回分山を掘り切る動きから遠のいてしまいます。

・場に出すことでいつか2枚取られる
1ターンゲームが短くなってしまいます。
1ターン分山を掘り進められないことに繋がり、「かくしふだや」や「はなえらび」の回数が少なくなることに繋がります。

以上の理由から、サポートの使用に繋げ、山札を掘る役割を期待する1枚であるのにも関わらず、ゲームのターン数を短くする可能性を持ち、負け筋を消す動きはかえって自分の山札の枚数を増やしてしまう動きになってしまうため、不採用としました。
これはロスト系統のデッキ全部に対して言えることではありません。
カイオーガがフィニッシャーのデッキだからこの考えになっています。

ポケギア
枠に余裕があれば入れたいカードにはなります。
ポケストップ複数枚の構築であれば採用を検討したい。

いれかえカート
入れ替え札を現状よりも枚数入れたい場合には優先して採用したい1枚になります。
特に同型と対戦するときに「ロストマイン」で余った分のダメカンを乗せられた際、回収ネット以外で回復できる札があるのは重要です。

ロストスイーパー
自分の手札を1枚ロストゾーンに置きながら、場のポケモンのどうぐ,スタジアムをロストゾーンに送れる1枚。
相手の頂への雪道やふうせん,おおきなおまもりなどをロスト出来る他、自分のロストゾーンの枚数を増やすことにも繋がる1枚です。
このカードを採用する場合、自分のロストゾーンの枚数を増やす側面を活かしたいので、ポケモンのどうぐであるふうせんやスタジアムであるポケストップをやや多めに採用したいところです。

トレッキングシューズ
山札を少なくすることがこのデッキにおいては大きなメリットになる。
このカードを複数枚採用することを考えると、ポケストップの枚数を増やしたい。
このカードを使った改良案も最後に記載しておきます。

ヒガナの決意
手札を抱えながら引くサポートの中では、相手の盤面次第にはなりますが、最高出力となり得る1枚。
最終的にとりつかいと枠を食い合う形となり、初動で引いて嬉しいとりつかいを優先しました。

ボスの指令
主におとぼけスピットのバリューを上げるための1枚。
また、カイオーガがベンチポケモンに攻撃するワザを持つため、相手のアタッカーをベンチに下げることでサイドを大量に取るターンを作ることにも繋がる。
今後立ち回りを理解された場合に採用を考えたい1枚。

セレナ
ドロソの側面もあるため、それなりに評価出来る1枚です。
ただ、このデッキにおいては
・バトル場のポケモンVをベンチに下げること
・相手のHPが少ないポケモンを呼ぶこと(ジメレオン,マナフィ等)
が重要になるため、採用するとしたらボスの指令の方が優先度高め

ロストシティ
主に相手のマナフィを再利用出来なくするための1枚。

トレーニングコート
トラッシュのエネルギーを最終的に手札に加えたい場面もありますが、このデッキにおいてはポケストップの方が適任だったこともあり、そちらを優先しています。

キャプチャーエネルギー(2枚目以降)
かがやくゲッコウガの採用があることからも、エネルギーである側面を活かせる1枚ですが、基本エネルギーではないため、カイオーガのワザとの噛み合いがやや悪いです。
サーチ札として採用する場合、クイックボール≧霧の水晶>キャプチャーエネルギー(2枚目以降)で考えています。

ープレイング,実践面ー

■ロストゾーン事故予防

ここではロストゾーンの扱いに関してのノウハウをまとめています。
これが出来れば完璧とまでは言いませんが、はなえらびが怖いという気持ちは払拭されるはずです。
ここで知識を吸収して実践で培ってくれ。

行動の順番について

基本的には下記の順番を自分の中でルールとしています(一部例外あり)
①山札を確認する
②手札を増やし、ロストできる選択肢を増やしておく
③広い選択肢からロストするものを選ぶ


①山札を確認する
山札を見れるカード
を最優先で使います。
山札を見る時に考えていること(次の項目)で詳細は書いています。
ここで、ロストゾーンに送っても大丈夫な枚数がわかります。

山札を見れるカード
→バトルVIPパス,クイックボール,キャプチャーエネルギーなど

②手札を増やし、ロストできる選択肢を増やしておく
「かくしふだ」の優先順位が高くなります。

③広い選択肢からロストするものを選ぶ
アクロマの実験>「はなえらび」
5枚から3枚を選ぶor2枚から1枚を選ぶ
の違いですが、5枚から3枚を選ぶ方が条件としては緩いと考えているため、基本的にはアクロマの実験を優先して使うようにしています。


最初に触れた例外についてですが、ポケストップがこのデッキにおいては例外の要素となります。
このデッキにおいて、ほとんどの場合で使い得なカードではありますが、少し立ち止まって考えることも大切です。

このカードを使う順番の優先度については都度変わるものだと思ってください。
山札の状況や中身の質に対してリターンの大きさの期待値が変動するカードになります。
具体的には前のターンにマリィを受けている、ポケモンやエネルギーがどれだけ残っているかなど。

引きたいカードを明らかにし、山札の中身を考えたうえで、使用するかどうかに関しても考えるべきカードになります。
時には使用しないことが正解にもなります。

山札を見る時に考えていること

最初にポケモン,エネルギーの枚数を確認。
最終リストだと、ポケモンが14枚,エネルギーが水と超が各6枚ずつ。
加えて、回収系のカード(エネルギーリサイクル,ふつうのつりざお)あたりまで確認します。

この確認で
・ヒスイのヘビーボールの価値
・エネルギーを何枚までロスト出来るか
・回収系のカードを何枚までロスト出来るか
がわかります。

エネルギー,および回収系のカードの残り枚数の把握は、カイオーガを使用するにあたって、極めて重要です。
カイオーガが最大出力(ベンチ2匹に250ダメージ)を実現するために必要最低限なエネルギーの枚数は8枚(3+5)
相手のデッキにもよるのですが、原則この必要最低限な枚数を下回らないよう、ロストするカードを取捨選択していきます。
枚数を下回らないようにさえすれば、こちらのデッキを回す動きを優先していけます。

小技

最初にポケモンを並べる時に、(余裕があれば)マナフィやヤレユータン等の1枚採用のカード、対面によってはほぼ必須で起きたいポケモンをベンチに置きます。
場に出しさえすれば、これらのポケモンが「はなえらび」やポケストップで巻き込むことがなくなり、ドローを進める上でのストレスが軽減されます。

ロストする優先度一覧

※リソース面と展開面の天秤はありますが、ここではあくまでリソース面での判断です。

(上ほど避けたい)
SSS
カイオーガ(使う対面)
SS
かがやくゲッコウガ
S
エネルギーリサイクル,ふつうのつりざお
1枚採用のポケモン(使う対面)
ヒスイのヘビーボール(使うポケモンが落ちている)
A
バトルVIPパス(初動)
アクロマの実験,ツツジ
ミラージュゲート
ポケストップ
B
とりつかい
ヤミラミ
やまびこホーン
ふうせん
望遠スコープ
C
基本エネルギー
ウッウ
D
キュワワー
クイックボール
キャプチャーエネルギー
1枚採用のポケモン(使わない対面)
ヒスイのヘビーボール(ポケモンが落ちていない,優先度が低い)
E
バトルVIPパス(2ターン目以降)

■基本的な動き,方針について

基本的に通したい動きとしては、
サイド4,5まで進める(相手のツツジを避けたい)
→残りのサイドをカイオーガの「アクアストーム」で一気に取る
→(ヤミラミの「ロストマイン」で倒しきれなかったポケモンを倒す)

カイオーガ使用後はほとんどの場合、残り山札の枚数は0枚or1枚
1枚残せていると、上記のように1ターン「ロストマイン」を使用するタイミングを作り出せます。

カイオーガがうまく通るための条件としては、
・山札が十分に掘り切れていること
・エネルギーやその他グッズが手札にあること
・相手の場にマナフィがいないこと

深堀りすると、
・山札が十分に掘り切れていること
基本的に
 山札を0枚にする
→エネルギーリサイクル、ふつうのつりざおでエネルギーを戻す
→ミラージュゲートで加速
+水エネルギーを手貼りorミラージュゲート2枚目で加速
→「アクアストーム」
の流れになります。

・エネルギーやその他グッズが手札にあること
上記の通り、
上記のグッズ+カイオーガ+水エネルギー(手貼り用)
が揃っていれば決まります。
必要分以上ロストしないよう、前項のロストゾーン事故予防を参照してみてください。

・相手の場にマナフィがいないこと
上2つのものは自分依存の要素
マナフィがいないことは相手依存の要素

各対面によってカイオーガを使用するorしない
ヤミラミのワザをメインで通していくのか
など細かく分かれるため、以降の各対面の立ち回りの項にて説明していきます

■各対面における立ち回り

この項での"ロストカイオーガ"側のリストは、自分がDay2で使用したものを想定しています。

VS"オリジンパルキア"

・相性:五分
・サイドプラン:

1〜2枚サイドを進め、カイオーガで残りを一気に取る
または、ヤミラミの「ロストマイン」中心にメッソンラインを取りつつ、ケケンカニVで大型のポケモンを倒す
・詳細:
相手の場にポケモンVがどれだけ展開されるか
がサイドプランを分ける重要な要素。

複数(3~)展開される場合→カイオーガでのフィニッシュを目指す。

少数(~2)の場合
カイオーガのフィニッシュが難しいものの、3枚取り→「ロストマイン」のような勝ち筋を目指す。

この対面が特に分岐が多そうなので、質問に対しての返答を追記予定でいます。

VS"ロスト"

・相性:五分
・サイドプラン

1枚ずつ取り合う(サイド4まで)
ヤミラミorかがやくゲッコウガで2枚取るターンを作る(サイド4→2)
・詳細
非ルール同士のミラーに関して、基本的に先殴りが有利な要素ではあるのですが、ロスト同士の場合は先殴り=勝ちとは言い切れません。
ただ、先殴りをした側が有利なことは間違いないので、展開に無理がない範囲内で「おとぼけスピット」を耐えるポケモンで最初の方は番を返すことは意識しています。

ゲームの明暗も分ける要素としてツツジがあります。
先にサイドを進める側が順当に進めた場合、4→3になるタイミングが訪れ、ツツジを打たれる側になります。
そこも加味してゲームを進める必要があります。

サイドを複数取りするターンについて
 こちらの「げっこうしゅりけん」を防ごうとする
→マナフィを出す必要性を強いれる
→ヤミラミのロストマイン+ガラルジグザグマ×2回で14個分
(キュワワー、マナフィ)
いずれもサイドを2枚取得するタイミングを作れる可能性が高いです。

4→2となった後、つまりは相手のツツジを考え、こちらがサイドを進めるターンにウッウなどのHP90,100以上(目安)のアタッカーを可能な限り盤面に置き、(ロストマインの複数取りを防ぐ目的も兼ねている)相手の反撃に備えます。
最終盤に関しては、上記の準備をし、低要求で最後のサイドを取り切ることを目指します。

VS"ミュウ"

・相性:有利
・サイドプラン
2枚サイドを進め、残りの4枚をカイオーガで取得

・詳細
相手の手札干渉の搭載数次第にはなりますが、基本的には上記のプランを通します。
気をつける点としては、
・ミュウVorミュウVMAXへの攻撃は基本的にサイコジャンプで受け回される点
・早期に出されるロストシティ

・ミュウVorVMAXへの攻撃は基本的にサイコジャンプで受け回される点
→ウッウ等で攻撃するよりもキュワワーをバトル場で番を終える選択も重要な場合があります。
基本的にはミュウVorVMAXへの攻撃(ワンパン出来ない場合)よりもロストの枚数を稼ぐ動きの方が賢明です。

・早期に出されるロストシティ
かがやくゲッコウガを失う可能性が高いです。
どの対面でも共通だとは思いますが、「かくしふだ」を使えないタイミングで場に出すことが悪手になり得ます。

VS"ギラティナ"

・相性:五分
・サイドプラン:

2枚サイドを進め、カイオーガで残りの4枚を取得またはカイオーガで3枚取得+ヤミラミで最後の1枚
・詳細:
後半はポケモンVを相手にする時の感覚に近いですが、序盤は同型のデッキと戦っている側面が強いです。
サイドをある程度進めてから、カイオーガで最後取り切ることを目指したい対面です。

この対面も"オリジンパルキア"同様に分岐が多そうなので、質問に対しての返答を追記予定でいます。

VS"アルセウス(裏工作)"

・相性:やや不利
・サイドプラン:
2枚サイドを進め、カイオーガで残りの4枚を取得またはカイオーガで3枚取得+ヤミラミで最後の1枚
・詳細:
上記のプランを基本的には通していきますが、盤面を絞られたり、チェレンの気配りなどでカイオーガを通しづらくなることは考えられます。
「ロストマイン」で取れるサイドを取りつつ、余ったダメカンをアルセウスVSTARに載せておき、ケケンカニV×ツツジで相手に要求を作りながら、突破していくことも考えたいです。
環境デッキの中だと1番やりたくない対面にはなります。

VS"キュレム"

・相性:微有利
・サイドプラン:
1〜2枚サイドを進め、カイオーガで残りを一気に取る
・詳細:
キュレムVMAXに進化してくる場合だとサイド1+5のような取り方が狙えます。
必要な攻撃としては、
・ゲッコウガやヤレユータンを「ロストマイン」+「かんしゃくヘッド」で倒し、サイド1取る
・ウッウの「おとぼけスピット」をキュレムVMAXに当てる
・カイオーガの「アクアストーム」で残りのサイドを取る

手札干渉サポートの採用枚数も控えめな印象なので、プランが大きく崩れることもあまりなさそうです。
エンペルトV2面とかは勘弁、、

VS"ヒスイゾロアーク"

・相性:微有利
・サイドプラン:
2枚サイドを進め、カイオーガで残りの4枚を取得またはカイオーガで3枚取得+ヤミラミで最後の1枚
・詳細:
基本は上記のプランを目指します。
相手が水型でエンペルトVに攻撃され続ける展開になった際に、あなぬけのヒモに触れるか次第な展開になります。

VS "レジ"

・相性:五分
・サイドプラン:
お互いに1ずつ進める→最後に2枚進むターンを作って勝つ
・詳細:
最終的にカイオーガ(エネルギー×3~)でサイドを複数進められるターンがあるため、他のロスト系統のデッキよりも勝ちを追いやすいです。

ただ、試合を有利に持ち込むためには、カイオーガ以外で相手とほぼ同じスピードでサイドを1枚ずつ取ることが必要になってきます。

サイド1を取る方法として、
・ウッウ+ガラルジグザグマ(1〜2回)
・ヤミラミ(HP120のレジエレキ)
・かがやくゲッコウガ→ヤミラミ
・ヤミラミでウッウ圏内に→ウッウ
・(ジガルデorカビゴン)

などがあります。

特に序盤のウッウ+ガラルジグザグマ(1〜2回)を決めることに注力する必要があり、そこの要求を超えられないと、相手の回収ネットに悩まされることになります。
キュワワーでロストの枚数を増やすこともかなり重要ですが、回収ネットの使い道は慎重に。

ここの要求がやや高いため、相性としては五分としました。
相手のスタジアムが頂への雪道かポケストップメインかによっても相性は変動します。

ー今後についてー

■改良案について

改良案1 山掘り特化型

x8JxGc-kFLNuR-c48cKc

デッキコード:x8JxGc-kFLNuR-c48cKc
トレッキングシューズを採用し、山札を引ききることにより一層特化した形。
カイオーガの「アクアストーム」到達までのターン数が課題だと感じる場合はこちらを試してみてください。


改良案2 ロストゾーン特化

xc8cc4-5W5cjj-4xY8K8

デッキコード:xc8cc4-5W5cjj-4xY8K8
ロストスイーパーで自分の場のポケストップをロストすることで、2枚分ロストゾーンを増やす動きが強力です。
「ロストマイン」到達までのターン数が課題だと感じる場合はこちらを試してみてください。

■ロストカイオーガと対面した時に考えたいこと

あくまで対策札を入れて対策しようというよりかは、最低限の有効札×立ち回りで勝率を担保しようというものです。
保険を掛けるようですが、あくまで動きは一例です。
双方の理解度が上がった時に、下記の通り"ロストカイオーガ"が動いてくるとは限りませんので、ご容赦ください。

前提
ここでは、マナフィが採用されているポケモンV軸のデッキを使用している想定をしています。

プレイ面で目指すこととしては、
相手がカイオーガでフィニッシュするための要求を上げる。
②それ以降のサイドを簡単に取らせない。
それぞれを深堀って見ていきます。

相手がカイオーガでフィニッシュするための要求を上げる。
カイオーガでフィニッシュするのを止めるのに有効な札は大きく2(3)種類。
・マナフィ
・ツツジ
・(マリィ)

前項でも述べた通り、"ロストカイオーガ"側はサイドを4まで進め、残りのサイドをカイオーガで取り切ることが可能なデッキであり、ツツジを使用されたくないので、それを目指します

基本的にツツジを使われると、カイオーガでのフィニッシュが難しくなり、プランが崩壊する可能性が高いことは"ロストカイオーガ"側も理解しています。

なので、こちらがマナフィを置くタイミングとしては、相手のサイドが4のタイミング
無理やり相手にサイド3を踏ませ、こちらがツツジを使用する必要があります。

②それ以降のサイドを簡単に取らせない。
「ロストマイン」でこちらのマナフィが取られるターン、またその先について考えます。
盤面に小型のポケモンが並んでいると、こちらがいくらツツジを使おうが、比較的低要求な「ロストマイン」から、サイドを進められてしまいます。
なので、マナフィを置くターン、またその先のターンでは、ポケモンVや進化ポケモンで盤面を固めます。


"ロストカイオーガ"視点、このような動きをされると、勝率を出すことが難しくなります。
ただ、"ロストカイオーガ"側が使うツツジや「ロストマイン」の撒き方などでイレギュラーが起こることも理解して欲しいです。
対面で反復練習するのは必須です。

■おわりに

ご購読ありがとうございました!
記事に関する質問・ご要望などありましたら、凱のDMにてご連絡ください。
こちら側でまとまり次第、DMにて返信&追記として対応していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!