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40代男!転職前の断食体験記 まとめ

【3泊4日の断食をして気がついたこと】

・普段の「普通」は食べ過ぎている。
・食べ過ぎで初めて満足する習慣がついている。
・普段の口にする「普通の味」は濃い。
・ルーティーンで食べることに結びつけていることがとても多い。
・普段常に何気なく胃に物が入っている。
・そんなに食べなくとも動ける。
・身体的にも精神的にも適度な運動を習慣化する必要性はある。
・飲み物は水でも満足できる。
・女性は意識が高い。
・痩せることで人生が変わることはある。
・環境によって習慣は変わる。
・1日のスケジュール、行動ルールが明確だと無駄な時間は減る。
・環境変化にお金をかける意味はある。
・2、3日食べなくとも死なない。さほど変わらない。

 正直、今回の日程では断食の本当の深いところまで体験するには至らなかったと思う。空腹の辛さもさほどなく、身体的な変化もあまりなかった。今回利用した施設のプログラムであれば、最低1週間ほどは滞在した方がいいのかもしれないと思う。時間が許せばもっと深いところまで行ってみたいものだ。

 その中で、様々考えさせられることはあったのでそれはとても良かった。
 シンプルに「食べ過ぎ」なのである。実際、断食から自宅に帰ったその晩の我が家の夕食は「千と千尋の神隠し」の豚になるご馳走に見えた。平然とこんなに食ってたのかと。
 しんどい思いをして頑張ったジョギングの消費カロリーを計算すると、びっくりするぐらい消費していないことに気付く経験は誰しもにあるだろう。しかし、菓子や缶コーヒの裏側にはあっさりとそのぐらいのカロリー表示が載っている。必死こいて消費したカロリーを秒で摂取してしまうことが当たり前の世の中である。
 本来、人間の体はそこまでエネルギーを必要としていない、接種と消費のバランスが崩れている。日本についていえば輸入に頼りながら食品ロスなんてものまでやらかしてる始末。

 健康を保つのであれば、そこには個人の意志で何かしらのブレーキをかけてやるしかないのであろう。何事もそうだが「できることから、できる範囲で変える」。そうすれば自ずと体は順応してくるのだと思う。

 普段の生活を当たり前に送りながら断食することは簡単ではないが、思い切って環境を変えて、一度ぐらいは経験しておいて損はないと思う。

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