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精神の方必見!朝青龍の名言の逆ばかりする心理②絶対に失敗したくない!

初土俵から25場所での横綱昇進を果たした第68代横綱。

年に6場所制になってからでは最速!

何かと品格を問われたり、ワイドショーを賑わせる事で
話題になりがちだった朝青龍ですが・・・
平成の大横綱の1人であり、闘志むき出しの土俵上の様子は
僕は結構好きだったりして・・・。

まだまだ若い頃の彼は誰よりも負けん気が強く、
誰よりも稽古していたという。

勝ちに拘る姿勢が強い分、負けた時の凹み方も大きかったようで・・・
稽古場でよく泣いていたそうな・・・。

そんな朝青龍の言葉。

相撲は負けて覚えるもの。勝って覚える相撲はどこにもない。

負けるのが何よりも嫌いだった朝青龍が、
相撲は負けて覚えるんだ!と語っている。

誰だって、負けは嫌だろう・・・。

失敗も怖いし、出来る限り順風満帆に
成功成功成功でカッコよく生きたい。

精神疾患、精神障がいと呼ばれる方々とお話させていただくと、
極度に失敗を怖がる様子がある。

失敗を怖がる理由を聞けば・・・

怒られたくない。
バカにされたくない。
ダサいところ見せたくない。
傷付きたくない。

などなどがおおよそです。

それは当たり前ですが、望む人がいないような
負の感情、出来事が並びます。

僕もよく講演会などでお話しますが・・・

出来事、事象から学びを得る事が大切なのは間違いないですが、
その学びの内容を精査せねば・・・

正しくない学びを得てしまうと
人生がどんどん消極的な方向に歪んでいってしまうんです。

では、ズバリ正しくない学びとは何か!?

再度、朝青龍の言葉を振り返りましょう。

相撲は負けて覚えるもの。勝って覚える相撲はどこにもない。


気付きますか?

勝っても負けても・・・続けるんです。

相撲をね。


勝って新たに覚える事はないが、

負けてこそ覚える事がそこにある!

とおっしゃってるんです。


負けた!!負けるのは悔しいし、負けない最善の為に相撲やめよう!!

とは、全く以て真逆の発想です。

負けない為にどうするか?を考える事で相撲が上手くなる!

って僕等に伝えてくれてるんですよね。


過去にイジメに遭ったりしていれば、
人間関係に強い恐怖心を抱えているかもしれません。

恐怖心の中での人間関係では満足のいく結果が得られないかもしれません。

なんなら、その態度により再度トラブルになったり・・・なんてね。

結果「人間関係は上手くいかないんだ!」と結論付けて、
「上手くいかないものなら止めよう!」としていけば、
そこから新たな学びは無くなります。

つまりは

人間関係の改善の余地ゼロの状態での現状維持。

朝青龍に合わせて、

相撲で言えば、最後の負けで終わり。
相撲を辞めて、相撲と関わらない人生の継続。

って訳です。

失敗したくない!

負けたくない!

それはみんな共通に持っているものだと思います。

故に不安は起こりますし、緊張感も出てきます。

全てを受け入れれば・・・それらが和らぐのは間違いありませんが・・・
それこそ捉え方が重要になりますので、結局のところは
人生哲学みたいになってきます。

失敗は怖い。怖いからパフォーマンスが下がる・・・。
これでは失敗への恐怖が失敗を呼ぶ・・・失敗の捉え方を変えよう。
失敗から学べる訳だから、失敗Welcomeにしちゃおう!よしっ!
失敗怖くなくなったぞ!そう思った瞬間からパフォーマンスが上がり、
失敗が減ったとして、失敗Welcomeに反してくる。
結局、失敗Welcomeという捉え方が最も失敗を遠ざける意識になる。
つまりは失敗はしたくないのであって・・・それでは学びがないのでは?
あれれ・・・?みたいなね。

あらゆる角度からそれについて検証し、体感もし、
こうではないかああではないかと、積み上げては崩し・・・
それを繰り返す事を禅問答という訳で・・・。

何処までも追究せよ!

って事なんだろう。


消極的になってませんか?あなたの結論では学びなし!
つまりサクセスもないんです。

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