【介護事業の経営を考える】リーダーは一方聞いて沙汰するな!
こんにちは。yoshiです。
本日のタイトル「一方聞いて沙汰するな」という言葉を聞いたことがありますか?
これは大河ドラマ「篤姫」に出てくる言葉です。
この言葉の意味は、「どんな人の声にもまんべんなく虚心に耳を傾け、その人その人の身になってよくよく考える」です。
この言葉を聞いた時、私は本当に「その通り!」と思いました。
特に、人から人に伝わった情報には多くのバイアスが入ります。ある人から聞いた情報を別の人に伝える時は、その人の感情と考えが入り込み、人に伝わることもあると思います。
そういう時はやはり直接聞くことが大切だと思っていました。
一方だけの意見を聞いて意思決定するのではなく、他方の意見も聞いて、それらを総合的に考え、意思決定する。
私はできるだけこの行動をとり、意思決定するうえでの参考にしてきました。そのため、この言葉にはとても感銘を受けました。
そして、私はこの言葉をもっと知りたくなり、語源についても調べてみました。
この言葉は、孔子の論語からきているそうです。
「多くのものを見聞きする。見聞を広めた上で、疑わしいことを取り除いて確実なことだけ慎重に伝え、行えば、人から咎められることも少ない。また、多くを見た上で、危ないものを取り除いて確実なことだけを慎重に行えば、後悔することが少ない」
現在の私たちは、いろんな情報が取りやすい環境にあります。
そのため、一つの情報に左右されてしまう傾向にあるような気がしています。
しかし、孔子の論語にもあるように、やはり多くの情報を得て、その中から確実なことだけを慎重に行う必要があると思います。
特にリーダーになる人やリーダーを目指している人はこのことを肝に銘じる必要があると思います。
一人のスタッフからの話だけではなく、多くのスタッフから話を聞いて意思決定する。
ニュース番組のキャスターやコメンテーターからの情報だけではなく、専門家の意見や一次情報を集めて意思決定する。
人はどうしても、聞きやすい人や親しい人の意見を聞き入れてしまいます。また、その時の感情で情報が間違って伝わってしまうことがあるかもしれません。
だからこそ、冷静になりニュートラルな状態で「その情報は本当に正しいのか?」「その意見は本当にみんなの意見なのか?」を考え、意思決定することが必要だと思います。
もちろんこの情報も、
一方聞いて沙汰するな!
です!(笑)
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