グラスゴーで実際に起こったこと

ヘンリー・ゲラエドツ氏のレポートです。

https://financialpost.com/opinion/henry-geraedts-what-really-happened-in-glasgow

グラスゴーでの、「ネット・ゼロ」という魔法のような考え方は、世界エネルギーの現実の厳しさに直面し、敗北し、パリ協定の気候変動への野望を枯れ果てさせた

その証拠に、世界人口の大半を代表する政府が、「炭化水素エネルギーは経済的繁栄と政治的安定に不可欠である」として、西側の気候リーダーに警告を発したことを指摘している。発展途上国は気候の緩和ではなく、適応に重点を置くようになるだろう。

「ネット・ゼロ」が、いかに直接的に自分たちを襲うかを理解するにつれて、人々は視野を狭めることになる。

気候変動に関する政治家は、選挙の勝敗は有権者の財布の中身で決まることを認識すべきある。政治家が京都議定書を破棄するのに何年もかかった。グラスゴーの新しい現実に対処し、炭化水素が不可欠な長期的エネルギー源であり、国の繁栄の礎であることを認識するのに何年かかるかは、時間が解決することだろう。

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