遊びながら学ぶのは楽しい 水曜は会計ランチの日
ランチタイム勉強会2回目。BSに続きPLの見方をやりました。
内容
題材には今回も上場している取引先の決算書を用いて、PLを見て気づきを言い合う方式。BSのときと同じく大まかにつかむことをポイントとし、グルーピングできる費用を合算し対売上比率を出すワークからはじめました。
粗利-販管費=営業利益
販管費=人件費+家賃+その他
かなりざっくりですが、これだけでもリアル小売の題材企業とネット小売の自社の違いが見えてきました。
所感
今回のワークで、同じ小売でもリアルとネットで固定費・変動費の割合が全然違うという点に触れました。「モール手数料と家賃の違いは?」「外注を使うとどうなるか?」など実体験に基づく質問もでてきて、会社の今後を考えるこちらにとっても気づきがありました。
また、「PLはまだ知る機会あったがBSは初めて見方を知った」という声もありました。事業責任者はまずPLが見れたらいいとも思いますが、商品によって回転率が違うのでBSも知っておいてもらえると、ROIの理解が深まるのでよりよい責任者になり得ます。
(利益を上げる以上に資産を増やす意識を作っていきたい)
事業計画への応用
毎月販路別の部門別収益を出して共有しているのですが、なかなか見てもらえてなかったと思います。(私が判断することが目的で見てもらう用に作られていない、見方を詳しく教えていない) 読めるようになってくることで既存の資料への興味が高まることを期待します。
シンシアは9月決算で、来期の計画はこれから2か月で作っていくところです。前回は私が5月末に来たばかりで部門長に状況聞きながら急ぎでまとめましたが、信頼関係も共通言語もできてきた(と思う)今回は、もっと協力して作れそうです。部門長に会計を教えることはそれにも活きてきます。
まとめ
自分の知識をメンバーに移転して事業を発展させる(させようとする)って文字通り知的で楽しい。
有志勉強会でなく管理者の必須研修にすべきかなとも思いますが、強制すると一気にやらされ感がでるのでまだ遊びで続けます。
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