清水翔太さんを聴いたら、懐かしい友だちに出会ったような感覚になった。
2年前の出会い
新しく出た曲は、サブスク等でなるべく聴くようにしているけれどそれでも好きなものやジャンルにとらわれてしまって、多くのものを見逃してしまうこともある。
そんな中で最近になって清水翔太さんのミニアルバム「period」を聴いた。一ヶ月前くらいにリリースされたと思う。
そういえば、清水翔太さんをしっかり聴いたのは2年くらい前の「Good Life」だったような気がする。
それも、自分が聴きたくて聴いたわけではなく、たまたま知り合いの車で送迎してもらっている時に車内で流れていたからだった。
その時はなんとなく清水翔太さんの曲、という認識だったが身体にリズムや言葉の音が残っていて、家に帰ってから改めて聴いた記憶がある。
その後は新曲が出ていたりメディアに出ているのはなんとなく知っていたけれど、あまりひっかからず記憶されていなかった、のだと思う。
なんとなく聞き流していたのかもしれない。
2008年の出会い
一番最初に聴いたのは、「HOME」だった、2008年の楽曲らしい。
当時は国内で人気になったというよりも、アメリカで人気になり国内に逆輸入という形で売れ出した頃だったと思う。
記憶が定かではないけれど…。
ガラケーの時代、持っていた端末で何気なくダウンロードして聴いた時に、なんとまぁ綺麗な声と切ない楽曲だろうと感じた記憶が残っている。
次に見たのはいつだっただろう。
加藤ミリヤさんと一緒に歌っていた姿は記憶にある。その後の数年は覚えていなくて、「クリスマスの約束」という番組で出ていたのを見たのは覚えている。自宅の作業環境の動画を見たような記憶もある。
そして、どんどんワイルドな風貌になっていった印象が強い。
かっこいい、とにかくかっこいい!
そういった意味では、とても久しぶりに聴いた、ということになるのかもしれない。
2年くらい前の「Good Life」では、身体に残る音とリズムという印象が強かったが、今回聴いて懐かしい友だちに出会ったような印象を覚えたのはなぜだろう。
歌詞?
それともサウンド?
最初のトラックに収められている「Princess」。
別れた恋人への未練を歌った曲だと思うし、もしかしたらそういう世界観から懐かしい恋人の匂いを感じたのかもしれない。
でももしかしたら、30歳の自分から10代の自分に向けての「30」を聴いたときに感じた、今の自分と昔の自分が音楽を通して対談するという感覚から、哀愁じみたものを感じたのかもしれない。
だけれど、それを差し引いても、ビートやサウンドからどこか懐かしい友だちに出会ったような感覚を覚えたのは間違いないと思う。
どうしても、「HOME」の頃の印象が強くて、帽子を被っている頃の顔がすぐに浮かんでしまい、それと比較してしまうのが申し訳ないと思うのだけれど。
改めて動画を見てみたが、風貌はとてもワイルドな感じだ。
それがとてもカッコよく見える。より洗練された粋、のように思える。
俗にいうイキっているわけでもなく、強がっているわけでも、肩に力が入っているわけでもない。
とても、らしい、姿に見える。
そして、瑞々しい感覚で紡ぎ出されるビートとサウンド、歌詞。
いつの間にこんなにイイ男感が出るようになっていたのか、と驚いている。
とにかく、かっこいい。
かっこいい男から紡ぎ出される音楽もまた、かっこいい。
願わくば自分も、ああいうワイルドだけれどかっこいい男になってみたいものだなぁ、と思う。
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