#13 狩猟漁猟博物館は想定外の面白さ!

ミュンヘンの市街地をぶらぶら

カフェ・ルイトポルトのあと、バウムクーヘンで有名な老舗「カフェ・クロイツカム」へカフェのはしごをしようとしたけども、チョコレートケーキ食べたばかりであんまり気乗りしなかったのでいったんスルー。

ぶらぶら歩いてノイハウザー通り方面へ南下。

あ、このお店大阪にもある。おしゃれな家具屋さん。

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ビアホールもクリスマス。テントがサンタ帽だ! かわいい。

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ノイハウザー通りの角にあったのが「ドイツ狩猟漁猟博物館」。入口の像は観光客の写真スポットになっていた。入る予定はなかったけど、ちょっと寄っていくか。

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ドイツ狩猟漁猟博物館

博物館に入ると、受付の女性が「あら~、ようこそ。今お金を数えてるからちょっと待ってね」とコインを数えていた。今!? 開館中に売り上げ数える? と思ったけどまあのんびりしてていいわね。

入ってすぐのエリアは動物たちの剥製が並ぶ。岸和田の剥製博物館のことを思い出す。

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な、謎の生物……! いろんな動物の剥製を組み合わせてあるようだ。意図はわからんが、キュートだね!

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剥製エリアを抜けて階上へ。建物内部はとても美しく、意外と広々としていた。踊り場には各種角に囲まれて映像を見るスペースも。

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子供向けのフロアでは子供たちが楽しそうに走り回っていた。床に投影された川を歩くと魚が逃げ回るやつとか。

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台を動かして中の球を転がして真ん中まで運ぶやつとか。(狩猟漁猟とどう関係あるのかは不明)

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クリスマスっぽくトナカイやシカなど角の生えた動物の特別展もやっていてこれもなかなかの見ごたえだった。

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正直、そんなに期待していなかった分、展示のボリュームと見せ方の工夫に驚かされた。英語の併記がないのが残念だったけど、なんとなく雰囲気でわかる部分も多かった。楽しかったね。

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ね!

クリスマスシーズン、日曜のミュンヘン

日曜なので、どの店もことごとく閉まっている。(閉めなくてはいけない)でも繁華街には結構人がいて、そこかしこでストリートミュージシャンが演奏している。中でも彼ら、よく見てください、グランドピアノですよ! いやー、すごい。マンマミーアやっててお客さんもノリノリだった。

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いったんホテルに戻るため、ミュンヘン中央駅の中を通り抜けると、まったくノーマークだったレストラン街発見! 素敵だミュンヘン! イカすぜ!!

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ドイツに来てからもう一生分「素敵!」って言葉を発している。それにはいろんなニュアンスがあって「メルヘンチックな世界だわ、素敵……(乙女)」とか「ドイツの歴史を感じさせる景観ですね。素敵です(眼鏡キランッ)」とか「まじカッケー!!! やべー素敵!!!(EDMドスドス)」とか。

滞在2日目にしてすっかりドイツにヤラれてしまっている私だが、これだけ自分の感情と向き合えているのはやはり「一人旅」というのが大きい。同行者に気を使うことなく(気を取られることなく)真正面から思う存分情報を受け止める。咀嚼する。経験値の上がり方も一人旅ならではのところがあるだろう。まるで「クセ」みたいに一人で海外に行く人の気持ちがようやっとわかり始めた。これはまずいことになるぞ……

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