フレームワークが必要な理由
こんにちは、よさそう®です。
マーケティング戦略や経営戦略の立案と実行をお手伝いする場面では、さまざまなフレームワークを活用します。
だけど、なんとなく使っていたり、なんで使うんだろう?と疑問をお持ちのかたもいるかと思います。
私もビジネススクールで習いはじめの頃は「なんで、毎回ファイブフォース分析やる必要があるんだ?」とかイラッとしたこともありました(笑)いま思えば、その当時の自分に飛び蹴り食らわしたいくらいです(爆)
ということで、私のような恥ずかしい発言を少しでも多くの方が繰り返さないように、今日はなぜフレームワークを使うのか?を書いてみます。
思考の抜け漏れを防ぐ
どんなに頭のいい人でも、考え始めると一つのことに集中してしまいがちです。そして自分がみつけた「これだ!」と思う点に固執しがちです。
これを防いでくれるのがフレームワークです。
たとえば先ほどもちょっと出てきたファイブフォース分析を使えば、たとえどんなに「代替品の脅威が大きい!」と思っても「まだ売り手や買い手をしらべきれてない。代替品の脅威だけといいきれない」と思いとどまれます。
フレームワークを使うまでの私は、「代替品の脅威が大きい!」な直感的な人でした。直感が当たるときはホームラン、外れると惨敗、そんなマーケティングをしていました。。。
そうした当たりハズレをおさえるためにもフレームワークは有効です。
先人の肩に乗る
フレームワークはなにかしらのビジネスで成功したから世の中に知られていて、誰かが使って成功を積み重ねているものです。
もちろん時代の趨勢、業界、業種などによって使い物にならないものもあります。
だけどもしあなたのビジネスにフィットするフレームワークを見つけられたら、それを作った人たちが数年かけて学んだことを一気に詰めることができます。同じ業界でそのフレームワークを作った人と同じ手で戦っても勝てないですが、そんなケースは稀だと思います。
だからフレームワークは学習時間の短縮につながります。
わからないことがわかる
フレームワークを使い始めて最初にぶちあたるのが、「あれ、改めて考えてみるとわからないことだらけだ」ということです。
けっこう絶望的に感じると思います、最初は。
だけど、いままではわからないことだらけで突き進んでいたんだと思うと震えがきます。
そう、フレームワークを使うと「わからないことがわかる」のです。
「わからないことがわかる」と、あとは「調べるだけ」で済みます。
この「わかっている」と「わかってない」と自覚できているのは、ビジネスを進めていくうえでとても大事なことです。
さらに自分たちで動かせる要因なのか、そうではないかも分類できると、注力すべき点が明確になります。つまり「わかっていないけど、自分たちで動かせる要因」に集中して調べていけばいいのです。
自分たちで動かせないことは優先度をさげればいいのです。でも意外なくらいに、自分たちではどうにもできないことにパワーを掛けすぎている会社や組織は多いものです。
ということで、今回はフレームワークを使う理由を3点にまとめてみました。
これから少しずついろいろなフレームワークについて書いていこうと思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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それでは、また。
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