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よさそう合同会社という社名の由来
こんにちは、よさそうです。
この”よさそう”という社名について、ご質問をいただくことがあるので、由来をご紹介します。
外部の力で起きた変革は長続きしない
コンサルタントとしてITやマーケティング、組織の改革などに携わってきました。コンサルタントという外の力でぐいぐいと推し進めると変革は成功したかのようにみえます。短期的には。
ですがコンサルタントが現場を去ると、組織は”慣性の法則”なのかあるいは”可塑性”なのか、もとに戻ろうとしてしまいます。
個人でもダイエットに取り組んで痩せたけど、パーソナルトレーナーから離れたらリバウンドすることがありますよね。私自身もそんなダイエットをしたことがあります(笑)
だから、外の力で無理やり変えていくことの限界を感じていました。
組織が行きたい方向へ背中を押すほうが継続する
あるプロジェクトで、お客様の話に基づいて、その組織の行きたい方向を明確にして、これまでの経緯も踏まえた上で、少し遠回りになるけれども改革をお手伝いしたことがありました。
そのプロジェクトはたしかに時間はかかりましたが、コンサルタントが離れても可塑性が起きることはなく変化が定着しました。
そのときに思ったのです。
やりたくないこと、行きたくないところへは、組織は向かっていかないものだ。
あたりまえ過ぎて、なにいっているんだ?と思われるかもしれません。でもこれを受け入れられると、お客様との接し方やインタビューの仕方がガラッと変わります。
組織にとって大切なことを大切にする
どんな組織にも大切にしたいことがあります。ビジョンやお客様との距離感だったり、品質だったり。
それをお客様と同じくらいに認識することを、まず大切にするようになりました。そのうえで、変わるのは難しいんだけど、変わっていかないといけないという背景も把握する必要があります。
そのギャップを、組織が最終的に自走できるように埋めていく、あたかも自分たちで考え出したかのようにしてくことがコンサルタントとして、とても大切な振る舞いだと思うようになりました。
経験から導いたコンサルティングアプローチ
そんな経験を通じて、私のコンサルティングの姿勢が変わっていきました。
力強く外の力で変えていくのではなく、お客様と組織によりそって、支えて、そっと変化を促すという方向に。
この「よりそい ささえ そっと うながす」の頭文字をとって”よさそう”という会社名としました。
わかりやすい問題点は短期間で解決できます。
だけどコンサルタントの力が必要な場合、最終的に組織が自走できるようになるのが理想です。
だからご支援させていただく際には、じっくりと関わらせていただいております。なので数ヶ月で成果を出す、というご相談は状況にもよりますがあまり得意ではないかもしれません。
お客様をしっかり知って、じっくりと自走していけるようにお手伝いすることが得意分野です。
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