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なぜ, よさこいチーム『オリガミ』を立ち上げたのか

はじめまして。よさこいチーム『オリガミ』の代表をしております、藤田孝志と申します。
このnoteでは、自己紹介を兼ねて、なぜ『オリガミ』を立ち上げたのかについて伝えていきます。



簡単なプロフィール

  • 2016年|早稲田大学に入学し、情報工学について学びつつ、早稲田大学"踊り侍"にてよさこいに没頭

    • その後、早稲田大学大学院に進学し、セキュリティ関連の研究に取り組む

  • 2021年|一般社団法人Datact Japanに所属し、SNSマーケティングのPJのマネージャーを経験

  • 2021年|マッチングアプリに関するWebメディアの立ち上げに関わり、エンジニアリング組織のマネージャーを務める

  • 2021年|よさこいチーム『オリガミ』を立ち上げる

  • 2022年|株式会社LITALICOにてWebアプリケーションエンジニアとして就職し、アプリ開発に従事


よさこいチーム『オリガミ』とは

ここではまず、そもそもオリガミとはどのようなチームなのかについて簡単に触れていきます。

オリガミは、東京都新宿区を拠点に、『青春を、熱狂を、感動を、再び』というチームテーマを掲げ、2021年4月に創られたよさこいの社会人チームになります。

色の異なるカラフルな紙から、あらゆるものを自由に形作ることが出来る"折り紙"。そんな折り紙のように、メンバーの個性や技術を活かした、自由で格好いい演舞を目指して、30名ほどのメンバーで日々活動中です。

各種SNSも運営しているので、是非見てみてください😌


なぜ『オリガミ』を立ち上げたのか

オリガミを立ち上げた理由は大きく2つあります。

  • 表現することを通して、誰かの心を動かし、勇気を与えられる人間であり続けたかったから

  • 踊りに青春を捧げた踊り子達が、感情に任せて自由に踊り狂うチームで踊りたかったから


表現者として勇気を与える人間であり続けたかった

僕個人が、人生を通してあり続けたい姿に、『あらゆるステークホルダーの感情を前に進め、自立の支援をする』というのがあります。

ここで『感情を前に進める』と言うのは、僕の造語になるのですが、負の感情を正の感情に変化させることをイメージして表現してる言葉になります。
また、『自立』は『負の感情に影響されたとしても、自身で道を見出し、健全な対処を通して前に進めることができる状態』を指して使っています。

上記あり続けたい姿の実現のためのアプローチには、多種多様なものがあると思っています。
そのため、今の取り組みが目指している先を見誤らないようにするために、以下の3つのカテゴリに分けて、自身の行動を整理するようにしています。

  • "情報"を届ける

  • "モノ"を届ける

  •  "想い"を届ける

例えば、「"情報"を届ける」は、Datact Japanで取り組んだSNSマーケや、個人の取り組みの一つであるWebメディアの立ち上げが該当し、「"モノ"を届ける」は現在の業務であるWebアプリケーションの開発が該当します。

上記、2カテゴリの取り組みは多くの人に届けることができるものであった一方で、「"想い"を届ける」は身近な人に感謝を伝えることくらいしかできていませんでした。

「"想い"を届ける」は「頭でわかっていても、勇気が出なくて現状を変えられずモヤモヤを抱え続けている人」への自立支援において重要なアプローチである自覚があったため、どのような形であれ、自分なりの取り組みをしたい思いが強くありました。

そんな中、自身の過去の経験として、他人から想いを届けてもらった行いを振り返っている際、思いを届けるためのアプローチは言葉で伝えることではなく、表現をすることなんだなとふと気づきました。(言葉で伝えるのが誤りなのではなく、言葉で伝えるのも表現のための手段なのだなという気づきです。)

より多くの人により強く「"想い"を届ける」ための表現を考えたとき、僕にとっては、学生時代に感情を乗せて踊ることを目指し続けたよさこい以上に適した方法が思いつきませんでした。

そのような背景で、またよさこいを始めようと思ったのが、オリガミを立ち上げることになったきっかけになります。


自由に感情に任せて踊り狂うチームで踊りたかった

僕は、踊り子が感情を全面に出して踊り狂う姿がとても好きです。

学生時代所属していた、早稲田大学”踊り侍”というチームの色も影響しているとは思うのですが、チームとしての演舞の綺麗さ以上に、泥臭くも精一杯表現者であろうとする踊り子の姿の方が心を突き動かされてきました。

そんな僕だったので、チームメンバー全員が、感情に身を任せひたすらに全力で熱く踊り狂うチームの中で踊りたいという憧れが強くありました。

また、上述した「"想い"を届ける」表現に拘って考えたときに、感情を全面に出すことは、より強く自分のやりたいことを満たすために必要であるとも考えていました。

しかし、関東の社会人チームさんは、どのチームも演舞全体が非常に洗練されており、泥臭さという観点では僕の理想としていた形に近いチームを見つけることができませんでした。(どのチームさんも素敵だと思っているが故です、間違っても否定したい気持ちは一切ありません。)

中に入って踊りたいと直感で感じるチームが見つからなかったとはいえ、上述のようによさこいを続けたい思いはあったので、どうにかしなければなりません。。。そうなってくると、必然と取れる対応は限られてきます。

「理想のチームがないなら、自分で作ってしまおう」と考えるのです。この衝動を持って、当時社会人になる前日(2021年3月31日)の同期に「社会人チーム作るんだけど一緒にやる人いない?」と声をかけ、オリガミの活動は始まりました。(社会人になる前日に声をかけて一緒にやろうと言ってくれた同期には感謝しかないです…)


オリガミを立ち上げてみて

最後に、オリガミを立ち上げてみてどうだったかについて話をしていきます。(2022年12月時点)

結論、個人的には理想としていたチームに限りなく近づけてきていると感じています。メンバー一人一人が感情を全面に出して踊る姿を見ることができて、チームを立ち上げて本当に良かったなと感じる日々です。
(特に2022年10月の東京よさこいの以下の演舞は、今現時点で最も理想とする演舞ができたと思っています。是非ご覧になってください😌)


オリガミの演舞は、明確に好みが分かれるとは思いますが、少しでもオリガミの演舞を好きだと言ってくれる人が増えてくださるようにこれからも努力していければと思っています。

これからも、お祭りを運営してくださる実行委員の皆様、演舞を見てくださる皆様、チームにいて一緒に踊ってくれるメンバーへの感謝を忘れることなく、ひとつひとつの演舞を丁寧に届けていければと思っております。
今後ともオリガミを是非よろしくお願いします😊


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