見出し画像

VRoidの話#14 3D=むずかしい=いいことなの?

VRoidでキャラクター作りまして、VRoidHubに上げますとイキイキ動き出します。楽しいですよね。

でもちょっと VRoid にできない、凝ったことをしようと…
例えば、「うちの子」に可愛い羽でもつけようぜ!と思ったときに、ふっと出てくるのが "Blender"、" Unity " 云々の言葉。

…いいのですよー。いいのです。

いいんですよーw(北斗の拳 でかいババァ)


でもね、Blenderの画面がこれで。

Blender のメニュたらふく画面w

画面に、「シェード」とか、「モディファイア」とか、「UV」とか、近所のスーパーになさげな知らない名詞のオンパレード。…う、うむ。。。


…ああ、そうですか。ごめんなさい。
ということで、次に期待、Unityを開いてみるとこの有様です。

Unity のメニュたらふく画面w

「アセット」、「Liltoon」、「プレハブ」…あ、知ってるしってる!
プラモデルのように建てられる壁の薄い家の事ですかね?
…困った感じです。


Blender も Unity も、いわゆる「統合開発環境(IDE)」というもので、
「あれもこれもやりたいので、全部機能詰め込んでみたら選択メニューが一杯になっちゃった、テヘペロ」というものになります。

懐石弁当 vs おにぎり

私は「うちの子」に可愛い羽をつけたいだけなんだ!=コメだけ食べたいんだ!
なのに、コメはどこだ!?何から食べるの?箸が迷う!
といういきなり懐石弁当な感じであります。それがIDEです。


まぁ、そういう意味では、最近のプログラム開発環境もそうです。
昔の開発環境は機能が少ないので選択肢が少なくて簡単でした。

今の開発環境は機能が多いので、1つ1つは便利なものの、一般の素人が一番最初に「どこにプログラム書くの?」の発見がとても時間がかかります。


ただ、思うのです。
3Dモデルの場合、例えば根性で Blender を必死にカタコトで覚え、ヒーヒー試行錯誤をし、羽をはやしたとしても…

アクセス数は300も満たないものになります。
この苦労は一体…

そもそも、羽をはやしてもキャラデザインがみなさまのお眼鏡に叶わないのであれば、いわゆる、いくら手が込んでいる京懐石弁当でも、「元がまずければ」どうしようもないわけです。


私は正直言うと、「目的に対し、手段が面倒くさい」「道具(ツール)が面倒くさい」というのは、本業がIT業でもあり「あほくさ」と思い早い段階で代替案を探し、一旦切り捨てます。
なぜなら時間がもったいないからです。

特に全体が俯瞰できない、10分で全体感が分からない、そのくせメニューの選択肢が山ほどあるわりに重要度の強弱が分かりづらいツールはクソ以下と思っています。



そんな時に便利なのが「特化した別ツール」です。
例えば、ElvCatDevさんのところの VRM Posing Desktop は優秀なポージングソフトです。非常に扱いよく、ぎりぎり高機能でありながら直感的で、ぎりぎり難しくない、いい感じの画面構成をしています。

VRM Posing Desktop

こういうツールは有償でお金がかかるのですが、Blender や Unity を覚える時間の 1/100ぐらいであっという間にポージングできます。

  • めんどくさくて長時間で無料

  • 楽で短時間で有料

私は「楽で有料」を大体とります。
楽な方法を常に探しています。
なぜなら、難しいことをしているうちに「情熱(パッション)」が無くなっていくからです。

みなさまもいいツールに気づきましたら是非、教えてください!!

(こういうツールの作者殿には頭が上がりません。)


ただし、ツールには条件があります。
それは

  • コストがかかっても定額であること
    従量制は厳しいです。
    追加機能は買いますが、月額課金は厳しいです。

  • なるべくローカルアプリであること
    実はWebアプリでも VRoid周りのツールはいろいろな方が供給してくださっているのですが、Webアプリというのは「泳ぎ続けないと死んでしまうマグロ」のようなアプリケーションです。
    ①サーバ維持費がかかる
    ②セキュリティ管理もしないとけない
    ③ブラウザ更新を追従する必要がある
    アプリ配信は楽なものの、意外に作者への維持負担が高い仕組みで、常に更新をしないといけません。

    で、ある日突然、維持できなくなり「サービス終了」する。

好きなゲームだったメルファリアマーチ…

ということで。
むずかしいこと、むずかしいことができるようになることは、いいのだけれども、そもそも論でお金払ってショートカットできるならそれでもいいじゃない、でもローカルアプリがいいなぁという、私都合のお話でした。

それでは皆様、楽しい VRoidライフを!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?