旅行

旅行に行きたい。

習慣、という程ではないけれど、年に1回か2回は、近場だったり、大好きな沖縄だったり、旅行に行っていた。一番遠くでハワイ、あまり行かないけれど、東京、一番多く行ったのは東京。

旅行が好き、と思ったことはなかったけれど、行けなくなって好きだったことを自覚した。日常から離れて違う人たち(そこに住まう人々)の暮らしを垣間見ることができるのが楽しかった。

地元の人たちが通るであろう道、私が暮らす土地にはない習慣、ソウルフード的なものの違い、そういう発見ができることが楽しかった。

旅行ができない今、他の土地の人たちの暮らしを垣間見る瞬間は少なくなった。自分がそういうものを好きだということすら気が付いていなかった。観光地には興味があまりなくて、住んでいる人たちが何をして何を食べてるのか見てみたかった。私が旅に求めるのは、カルチャーショックであり、みんなちがってみんないい、を肌で体感できることだった。

今日、ウズベキスタンのサマルカンドをオンラインで旅した。1時間ちょっとの時間だったけれど、楽しかった。異世界の空気がそこにあり、普段の日常にはない世界があった。いつか行きたいな、と思った。ガイドの方や、現地のコーディネーターの方の勤勉さにも頭の下がる想いである。楽しい時間をくださり感謝している。それにしても、家にいながら遠い遠いウズベキスタンンの映像を映画1本程度の金額で体験できるなんて夢のようだ、と思った。すごくたくさんの人数のためではなく、今日参加したのは30人くらいだった。ガイドの方や、旅行会社の方がチャットでの質問に適宜答えてくれる。遠いウズベキスタンが近くに感じた。時代は変化していのだ。

子どもの頃、地図帳を眺めて遠い国のことを想った。それが今、つながろうとすれば、すぐ近くに見ることができる。

これは私ではなく、夫の提案だが、夕食にはぜひウズベキスタン料理を食べたいとのこと。これもまたネットで調べるとたくさん出てきた。その中で、夫が好きそうなプロフ、を作ってみた。感想は、思っていたよりおいしい、だそう。

私が作ったのはにんじんとと牛肉のひれステーキを小さく切って炒めて、コンソメと塩で味付けし、炊飯器でご飯を一緒に炊いたもの。他にひよこ豆のスープとタコのカルパッチョを食べました。


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