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再矯正になって思うこと

歯列矯正をはじめて5年が経ちました。結論から言うと、私は再矯正中です。そうにならない為に、何に気をつければよかったのか考えてみました。

はじめにこれまでの経緯を振り返ります。

私は矯正専門医院で矯正を行い、昨年の9月にブラケットの装置が外れ、その後は保定のリテーナーを装着していました。

歯の異変が判明したのは、仮歯治療の為に他院に行った時でした。どういう状態だったのかというと

”横の上と下の歯で噛めていない(噛み合っていない)”

ということが判りました。

自分では普通にものを噛めているし、食べていると認識していました。鏡でみると、上の歯と下の歯が接している部分がちょっと少ないようにも感じました。矯正医院に診てもらいましたが、とりあえず仮歯の治療が先だと言われました。(2020年10月頃)

インプラントにしようか、ブリッジにしようか、悩んでいるうちに月日は流れ、気がついたら噛み合わせがめちゃくちゃ悪化してしまいました。(2021年5月頃)

明らかに麺類が噛めなくなっているし、とにかく素人判断でも噛めていないことが認識できるくらいになってしまいました。

私が装着していたリテーナーはマウスピースタイプでした。歯は本来、自分の力で生えてこようとする力があるのですが、マウスピースが完全に悪い方に作用してしまい、上の歯が押さえつけられ悪化してしまったようです。

仮歯の治療と平行して、矯正医院に相談しました。

その結果が再矯正です。

装置代なしの、調整代だけですが、毎月5,000円の出費がまだ続くことになりました。

では、どうすればよかったか考えてみました。

①信頼できる矯正病院選びを、慎重すぎるくらいでちょうどいい

まずは、これに尽きます。私は2~3軒ほど周り、結局通いやすくて、矯正にしては値段がお安めなところを選びました。なお且つ、ネットに散々書かれていた「認定医」がいる矯正専門医院を選びました。値段が安くても再矯正で治療期間が長引くのなら、ちゃんとお金は取るけれどきっちり治療してくれる病院の方が良心的だと思います。また、認定医というのはアテにならないという情報も最近目にしました。書類を提出するだけでなれる、、、なんていう。もちろん、どこまで本当か嘘かは分かりません。

院長先生との相性、方針なども大切だと思います。私が行っている病院は、最近耳にする「たこ焼き診療」です、間違いなく。

待合室にも診療室にも人が沢山います。そして、患者さんが多いせいか院長一人では診きれない為、若いドクターに任せきりです。実際に私の歯を見るのも2~3ヶ月に一回位でした。

患者さんを大切にしている先生と病院かどうか、見極めることが大事です。

2~3軒なんて言わず、納得できそうな、信頼できそうな病院を見つけるまで探して見ることをお勧めいたします。

②先生に任せきりにしない、気になることはちゃんと伝える

もっとちゃんと、自分の歯を観察しておくべきだったなと思います。とはいえ素人だし、相手は矯正専門を謳っているので、安心して任せきりでした。一応毎回、「気になるところはありますか?」とは聞かれていたんですよね。「隙間が気になる」とか「出っ歯になっていませんよね?」とか、何でもいいと思うんです。何かいろいろ日頃から言っておけば、いざとなった時、相談もしやすいし、「私は自分の歯にちゃんと関心があります」という意思表示にもなると思います。

③装置を外す前に歯並びと噛み合わせをちゃんとチェックしてもらう

これ、、、これですよね。きちんとした病院は、噛み合わせや歯並びをちゃんと確認してから外すそうです。もちろん私は知らなかったし、院長も何も言わずに外してましたね。知らないって、恐ろしいです。矯正中の方はお忘れなきよう。

一人でも多くの方の矯正がうまくいき、再矯正の人が減りますように。

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