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メーキング・オブ・『どこかで生まれて、どこかで暮らす。 上田にて』チラシ

2022年1月5日(水)に犀の角にて上演する 木村玲奈ダンス作品『どこかで生まれて、どこかで暮らす。 上田にて』の公演チラシを作りました。完成したチラシはこちら▼

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通常のA4フライヤーの形ではなく、大判ハガキサイズ(120×235mm)です。84円切手でそのままDMを送れます。
今回はこのチラシがどのように出来上がっていったのかを見ていきます。


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▲一番最初のラフスケッチ(藤澤画)。10/2にmiuroさんと一緒に、振付家・ダンサーの木村玲奈さんにお会いしてヒアリングをしました。このラフスケッチはヒアリングが終わって、帰りの電車内で描いたもの。このときはどちらかというと"出演者の衣装だけを描く"という方向を志向していました。

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▲2番目のラフスケッチ(藤澤画)。このときから、作中に出てくる照明器具にフォーカスを当てることにしました。

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▲ラフスケッチをもとに、miuroさんとZOOMでやりとりしながら描き進めたもの。ZOOM会議一発で、ほぼ今の形になりました。たいていいつも締め切りを逃す夜ノ帳社としては大変珍しいケース。

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▲ライトの形や色味、フォントをmiuroさんが修正して完成。

ダンスのフライヤーを手がけるのは初めてでしたが、かなり最初の段階から”身体は描かない”ことは決めていました。また、今回は木村玲奈さんへのヒアリングの中で「間」というキーワードがでてきたので、なるべく最小限の要素で組むことにしました。普段、夜ノ帳社の制作物はどちらかというと盛っていくタイプですが、今回は”引いていく”ことを意識しました。(藤澤)

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