悪戯神様と天の子の冒険聖書45

「分かったわ。」

私は真ん中のテーブルの下に隠れることにした。

考えたくはないけど少し先の未来、ここがもぬけの殻になる!

つまり、「も」ぬけ。

もを抜くとテーブルの下に隠れるような指示だと理解出来る。

テーブルの下の隙間はとても狭く、精一杯身体を縮めて入った。

あれは?

中央にブラックライトよような暗い輝きを放つ布があった。

これが私の光を隠すのね。

入ってすぐ、

「イッカ様、クヨ様がお見えになられました!」

とヒャッカの慌てる声が聞こえ始め、

「ヒー!何故今クヨ様が!?」

とセンカ。

「センカよ滅多なことを口にするでない。」

とセンカを嗜めるマンカ。

「お前ら、余計なことを喋るでない。クヨ様は今や最も偉大な神。丁重におもてなしをするのじゃ。」

とイッカの声が聞こえ、間もなくクヨ様と思われる低い男の声が聞こえてきた。

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a