悪戯神様と天の子の冒険聖書149

煙は大蛇のように太く長くなって私を囲んでぐるぐる回る。
「ふん憐れだな。もうお前を助けるつまり私の邪魔をする者はおるまい。」
トワクスに突き刺さった破片はどんどん身体に入っていく!
「今度こそトワクスとやらは終わりだ。それだけじゃないお前、気づいてないのか?火の鳥ヒノリミコはノカの怒りを恐れてお前を見捨てた。辛いだろう?つまらぬ強がりはやめろ。お前はあの時よりずっと成長したが、まだ私の手のひらから逃れられぬ。今なら優しく抱きしめて連れて行ってやるが、ここのトワクス同様串刺しを望むのか?」
煙から大きな黒光りする破片が私を突き刺そうと出てきた。
「ククク、怖いか?そうこの破片は猛毒の霧で成る鏡で映れば鏡の中に魂を吸われる上、触れただけでも生きる者の命を蝕む危険な代物。お前なら痛みと苦しみ、恐怖に満ちた身体を100年は背負うことになるだろう。」
また脅してくる!
「ま、お前が今すぐ最後の神器を集めてくることが出来たなら逃れられるかも知れぬがな。」
最後の神器って確か鏡だったよね?
その鏡を作るために必要なのは?
硝子じゃなくて空にあるあの…。

Q62.空に浮かぶ、鏡になりそうな物とは?

ヒントは明日のつぶやきで

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a