悪戯神様と天の子の冒険聖書101

オオカミ?ローニ族は胴体以外は狼の姿の精霊、しかし完全な狼にしてしまうと弱体化させてしまう。
そうだ。神に勝てるのは神のみ!
狼じゃなくて大神!
「ローニの長老よ大神になれ!」
すると死にかけていた長老は身体から光を全面に放ち、稲妻のような金色の光線が煙を払いのけ実体であるクヨ様の影を貫いた。
それと共に私の身体の痛みは消えた。
「うわわ、こんな手があったとは!このままではまずい、一旦退くとしよう。次のエリア、泉の街では覚悟しておけ。」
クヨ様はそう言い残して消えていった。
気がつくとローニ達はハアハア舌を出しながら頭を下げていた。
「アマ様、この度はローニ族の集落を、仲間達をお救いくださって有難う御座います!心から感謝いたします。」
元の姿に戻った長老はほろりと涙を流した。
「差し出がましいようですが、試練によりかなりお疲れのご様子。お礼の印に我が家でおもてなしをしたいのですが。」
「有難う御座います、お言葉に甘えさせて頂きます。」
長老が住む草の御殿は広々として空気が美味しかった。

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a