悪戯神様と天の子の冒険聖書1

それはそれは遠く、遥か遠い…。

まだ人間が誕生していない程遠い昔のこと。

神々が住われるとされる天空界に立派な、とてもとても美しい神殿がありました。

その神殿には何より偉大な大神様のご夫婦がおられ、3柱の神子様と平和な暮らしを営んでおられました。

ある日のこと、とても大切なご用事で大神様が神殿をお留守にしなければならなくなりました。

当然の如く、神子様方がお留守番されるのですが、大神様はご心配されておりました。

何故なら、まだ幼き神子様方は3柱共好奇心旺盛で、悪戯がお好きであられるからなのです。

大神様は神子様方に大人しくお留守番するようにと何度も鍵をお刺しになりました。

「はーい!分かりました、言ってらっしゃいませ!」

3柱は声を揃えられ、大神様に元気良くお手を振りお見送りされました。

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a