悪戯神様と天の子の冒険聖書151

「ククク、そうか串刺しがお望みか。ならば。」
大きく尖った破片が更に近づいてくる!
私が真珠の玉を雲に向かって掲げたら雲は玉に吸われ、窪みのあった場所に玉を向けたら玉からさっき吸った雲が霧となり窪みに溜まった。
そして、綺麗な水鏡が完成して私の所に飛んできた。
タッチの差で鏡を掴んで飛んできた破片に向けると破片は黒い煙に跳ね返った。
「クッ中々やるじゃないか。ピンチの中遂に神器を3種揃えたか、見上げた根性だ。しかし残念ながらトワクスは助からぬ。よってそいつは私が預かる。お前はまだ私の毒に勝てる程強くはない。」
苦しそうなトワクスに煙が被さり共に消えていった。
遂にトワクスまでいなくなった。
ボトッとさっきまでトワクスが横たわっていた所にドロドロした黒っぽいものが落ちてきた。
変わったにおいがするしグロテスクではあるが毒性はないみたい。
もしかしてこれが御神木用の肥料?
しかしここまで来るのにどのくらい犠牲が出たのだろう?
それでもここまで来たのだから絶対にクヨ様を倒し、テラ様、光を取り戻すんだ!
パラパラ…。
あれ、紙吹雪?
「おめでとうございます!見事神器を揃えられたあなたこそ次期大神様です。あなたを大神様の神殿にご案内したいのですがこのままでは空飛ぶことが出来ません。」
空耳じゃない、紙吹雪が喋っている!?

Q64.紙が空飛べるようにするにはどうしたら良いかな?

ヒントは明日のつぶやきで

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a