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4-C 工場で

暑い緑の中の君へ

こんにちは!君の世界は暑い嵐がやってくるって?
海の果てに君の住む島を吹き飛ばそうと企む悪い魔物でもいるのだろうか?
プンプン!そんなことこの僕が許さないよ!
僕がもっと人間界に自由に行けたらそんな奴らから守れるのにな。
さて、冒険の続き行こう!

一際派手なビルの入り口に
「製糸工場」
とネオンキラキラの看板がかけられていた。
ええ?これが工場!?
「スゥー。」
えええ!?ドアが勝手に開いたぞ!
入り口すぐコンベアがある。
これ、絶対怪しいよね!?
「ガチャッ、ビービービー!」
ほら、入ったら直様ドアが閉まって赤い警告ランプが光り出しブザーが鳴った!
コンベアによって奥に運ばれる。
確かに奥にはエレベーターが見えるが天井にはカメラらしきものが!
「ピピピ。ツー!」
うわっ!カメラのレンズみたいな所からレーザー光線!
しかもコンベアも意地悪でレーザーが当たりそうな所で止まる。
「ツー、ツー!」
奥へ進む程レーザーの数は増え、機械もこちらに向く。
はあやっとエレベーターに着いた。
しかし、
「グググ…ガチャーン!!」
勢いよく下へ落ちるように移動、地下へ行ってしまった。
エレベーターの扉が開いて、そこは確かに工場らしく様々なメカがガチャガチャ動いている。
勿論レーザーや刃物を使った警備ロボが狙ってくる。
俊敏な動きと咄嗟の判断力が問われる。
やっと地下エリアをクリアしても上の階はオフィスになっていてカードキーや特別な道具を探す。
そうしてやっと社長室に着いてノックしたら
「どうぞ!」
と機械の声が鳴り扉が開いた。
え!?あれが社長!?
大きな帽子にサングラス、ファーの服着た派手な感じの女の子が大きな革の背もたれが着いた椅子に座っていた!

いやあ、姉さんは相変わらず派手好きだ。
ちょっと恥ずかしくなるけど実力は中々だよ。
でも、君なら大丈夫だし、何より楽しんでくれたらな。
じゃ、また続き楽しみにしててね!
バイバイ!

byフルト

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a